本日
ZOOMで開催する
２度目の鳥居ミコ式ワークショップを
開催しました
じっくり丁寧に
とても濃密な２時間となりました
受け取る器を整える時。
その器の中で
かなり
“メモリを食うもの”のひとつが
「過去の記憶」。
私のワークショップでは
過去に
ネガティブな事があった時
言いたいのに
言えなかったことを
思い出しながら
言ってもらうという
ワークがあります。
その時
書きながら
涙を流される方が
本当にたくさんいらっしゃる。
過去に
ネガティブな出来事が起きた時
言えなかった言葉を思い返すと
過去のネガティブな感情が
セットで蘇るんです。
このブログを
読んでくださってる
あなたにも
ひょっとしたら
そういう言葉が
あるかもしれません。
ちょっぴり
時間を取って
いくつか
思い出してみてくださいね。
例えば
私の場合
今から１５年前に
母が癌だったことがわかって
すごく動揺したという
出来事がありました。
その頃私は
「なんで病気になんか
なったの！？
私にはいつも
健康に気をつけなさいって
言ってたのに
どうしてその本人が病気に
なっちゃうの？
病気になられちゃったら
文句も言えないし
喧嘩もできないじゃない」
っていう言葉を
本当は
言いたかったんです。
でも
言えなかった。
当時の母は
すごく取り乱して
不安がっていて。
ただただ
励まして
できるだけ
そばにいることが
精一杯でした。
でも
私だって
あの頃は
母がいなくなるかもと
思うだけで
怖くて
寂しくて。
ところが
そういうネガティブな
感情を見せることは
絶対ダメだと
思っていたから
我慢して
平気な顔をしていたのです。
そうやって
ネガティブな言葉は
呑み込んで
ネガティブな感情は
抑え込んで
その存在さえも
忘れてしまったんです。
そしたら
４〜５年前。
言いたいのに言えなかった
言葉を
ふと思い出すことがあって。
一人で言ってみたら
過去の感情が
ものすごいたくさん
溢れ出てきて
涙が
止まらなくなったのです。
かれこれ１０年も前の
言葉に
感情がセットになって
あたかも
目の前でその出来事が
起きているかのように
芋づる式に
リアルに
記憶が蘇ったんです。
それは
しばらくの間
出てきました。
時を経ても
溢れ出してくる
過去の言葉や感情って
長い間
喉のあたりで
堰き止められていて
ずっと
外に出る時を
待っていたりする。
だから
（あ。昔の悲しみだ。）
（あ。昔言いたかったことだ。）
って気づいた都度
できるだけタイムリーに
外に出してあげると
いいんです。
それが
受け取る器を整える
大切なプロセスになります
（自分にもありそうだな）
と思ったら
ちょっぴり時間を取って
やってみてくださいね
その後
心や体が
ふわりと軽くなるのを
体感できると思うので
あなたの人生が
ますます輝きますように
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（photo by 秋月雅）
今日もこのブログを読んでくださって
ありがとうございました
鳥居ミコ