昔
こんなことがあった。
ある時期から
「これやっていい？」
「ここ行っていい？」
とちょくちょく
パートナーに
聞かれるようになったの。
（いちいち聞かないで
いいのに。）
と毎回思って
徐々に
イライラした。
あるいは。
「ミコちゃんはいいよね。
やりたいことやれて。」
「ミコちゃんはいいよね。
行きたいところ行けて。」
とちょくちょく言われた。
（「これやりたい！」
と思うことがあるなら
やればいいじゃん。）
（「ここ行きたい！」
と思う場所があるなら
行けばいいじゃん。）
そう思っては
イライラしてた。
ある時
声に出して
そう言ったら
「誰もが
ミコちゃんみたいに
できるわけじゃないんだよ」
と言われた
しまいには
「いちいちミコちゃんに
許可を
もらわなきゃならないことに
我慢できない！」
ってキレられた
その当時は
疲弊してて
豆腐メンタル（笑）で
何が起きてるのか
わからなかったんだよね。
見えてるものと
返ってくるリアクションの
ズレが
あまりに大きくて
理解が
追いつかなかった。
でもね。
今ならわかる。
「これやっていい？」
「ここ行っていい？」
って相手が聞いてたのは
怒られたくなかったから。
嫌われたくなかったから。
でも
それを見るたびに私は
子供の頃
毎回母に
伺いをたてては
許可がもらえなくて
がっかりした自分を
思い出して
相手に投影してた。
そして
許可のないことができない
非力で無力だった頃の自分を
思い出しては
情けないやつだと
ディスってたんだ
だから
「いちいちミコちゃんに
許可を
もらわなきゃならないことに
我慢できない！」
って相手が言ったのは
他ならぬ私の声だったの。
私が母に言いたかったセリフ。
その
成仏しきれなかった
怒りや情けなさを
相手がイタコのように
私に教えてくれただけだった。
私は
無意識のうちに
子供時代の自分を
相手の言動に重ねて
思い出しては
その頃の自分を
情けないとか
ダメだとか
叱ってたわけ。
これがほかならぬ
【自分責め】の正体。
言いたいことを言えないとか
断れなくて割りを食うとか
色んな場面で
情けなくなって
自分に対して
やってしまうやつ。
それをし続けてたら
子供時代の自分（小ミコ）が
ちゃぶ台をひっくり返すように
暴れ出したんだよね。
（子供の頃から
置かれた環境の中で
我慢強さや忍耐力や
チャレンジする
チカラを育めるような
下地を作って
非力や無力から抜け出す努力を
したからこそ
こうして
今幸せに生きられてるのに。
それを忘れたかのように
昔の私のことそんなにディスるなら
もうわかった！！
その意味に気づけるように
厳しい現実
見せてあげる！！）
そんな風にして
小ミコは私に
厳しい現実を見せて
人生を
立ち止まらせてくれたんじゃないかと
思うのです。
そのおかげで
心の世界に入り
昔の経験によって
受け取ってきたものの
数々に
気付き直して
受け取り直して
感謝するということを
体験することに
なったのです
最近
ご相談やメッセージで
「○○でいいですか？」
って質問を
たびたびいただくように
なってね。
（なんでかなぁ？）
と思って見つめてたら
冒頭に書いた出来事を
思い出したんだよね
（まだ私の中に
あの頃の自分を責める気持ち
残ってるなぁ）
と気づかされたの。
もしも
人に許可を求めることが
クセになっているって
気づいたら
すぐ止めてみて。
やりやすいことからでいいから
許可なく自分で決めてやることに
チャレンジしてみて。
やってから怒られるかも
しれないけど
その時はその時。
最悪怒られるだけだから
（綜海さんの真似
）
）一番大事なことは
（やりたい）
という思いを
曖昧な恐れや不安で
止めないことだから
自分の人生のイニシアチブを
しっかり握っていこう
それが
自然体のまま
自分からも
愛する人からも
愛される秘訣なのだ
あなたの人生が
ますます輝きますように
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