鳥居ミコです
先日
最近はまっているドラマ
「凪のお暇」を
見ていたの。
ちょっと眠い状態で
見ていたから
ぼんやり映像を
追いかけてる感じだったんだけど
突如
あるシーンで
目がパッチリひらいてしまった
そのシーンというのが
主人公の凪ちゃん（黒木華ちゃん）が
接客業のバイト（スナックのボーイさん）
を始めたんだけど
お客さんとの会話が続かなくて。
それを見ていた
元彼（高橋一生さん）が
凪ちゃんに対して
「その仕事
向いてないから辞めろ」
って言って
さらに
「興味ないだろ？他人に？」
「お前って
自分のこと好きな人にしか
興味ないもんな」
的なことを言った場面。
（※セリフはだいたいの記憶だから
正確じゃありません。）
瞬間的に
ググッとハートの奥に
押し込まれるような感覚を
覚えたのだ。
ということは
私の中に
あのシーンに反応する種が
あったということ
ドラマの中で
凪ちゃんが
（この仕事をやる以上
お客さんと会話が弾むように
ならなくちゃ）
って思って
あるべき理想に向けて
Ｈｏｗ ｔｏ（ハウツー）を学んで
努力してたこととか。
そんな凪ちゃんが
「興味ないだろ？他人に？」
って言われて
（たしかにそうかもしれない。）って
反発しながらも
その言葉を
受け容れたこととか。
そういったことの
ひとつひとつに
私は
かつての自分を
投影してたんだよね。
つい数年前の私って
相手の顔色をうかがっては
頭の中で
（今何を考えてるのかな？）
（今何て言えばいいのかな？）
（何をするべきかな？）
なんて
思考しまくる状態だった。
自分のすべてに
自信がなくて
罪悪感を感じてるのが
常だったんだよね。
で。
リアルな
目の前にいる人を
まっすぐ見つめるんじゃなくて
脳内で自分が創った
フィルター越しに
相手を見ていたんだ
そのせいか
相手に踏み込んで
知りたいことを聞こうとか
興味を持ったことを聞こうとかって
思いつきもしなかった。
脳内で
自分の思考（＝妄想）と
会話しながら
相手と向き合ってたしね。
で。
ある時
会話中に
相手から言われた言葉に
衝撃を受けたんだ。
「ねぇ。誰を見てるの？
誰と話してるの？」
って。
当時の私は
自分のことなんか
まるでわかってなかったから
（あなたを見てるよ。
当たり前じゃん。）
って思って
反発して
その言葉を
真摯に受け取れなかった。
でもね。
しばらくして
ずっと忘れられなかった
あの言葉の意味が
わかった時
膝から崩れ落ちたよ（大袈裟・笑）。
（相手なんか
見てなかったじゃん。
頭の中で
運動会してただけだ。）って。
それ以外にも
あのドラマには
２０１４年から今に至る記憶を
投影しちゃう場面が
てんこもり。
もしもあなたが
罪悪感を感じやすかったり
空気を読もうとしちゃったり
しがちなら
あのドラマ
ぜひ見てみてね。
きっと
発見があると思うから。
でね。
そういう経験をした私だからこそ
思っていることがあります。
それは
本当に人に興味がなかったら
悩み苦しむことって
ほとんどないんじゃないかと
いうこと。
誰かのことを
知りたい
わかりたい
分かち合いたい
触れ合いたい。
そんな風に思うからこそ
それが
叶わなかったり
誤解されたり
すれ違ったりして
悲しみや
寂しさや
怒りが生まれて
悩みとなり
葛藤を味わうわけだから。
出発点はすべて
「愛」なんだよね。
でね。
人って
人に対して
興味や関心があることが
本来の姿なんだから
「人に対して興味や関心が
なきゃいけない」
なんて思う必要は
さらさらないんです。
黙ってたって
興味や関心を
持っちゃう相手には
持っちゃうものだから。
でも
だからこそ
何をおいても
最優先で
興味や関心のベクトルを
自分自身に向けること。
これが
格別に大切なのです
もしもそれが
疎かになって
意識が
他の人にばかりいっちゃうと
偏っちゃうんです。
バランスを失ってしまうんです。
その結果
自分という土台がぐらつくから
そこに
「お前はダメだ」とか
「仕事辞めろ」とか
「お前は○○だ」とか
余計なジャッジや口出しをする人が
登場しちゃうんです。
もしも
あなたの生き方や
あなたのあり方に
ああだこうだと
口出しする人が現れたら
（うわぁ。ヤバい！
私って今、自分お留守状態かも。
急いで
私自身に興味や関心を戻そう！！）
って意識してみてね。
その口出しする人は
それに気づくための
「サイン」なので。
脳内で
自分が創ったフィルター越しに
人のことを見てるよりも
素の自分で
自分と向き合いながら
今に生きる方が
はるかに
自分の魂は
喜ぶから
その自分で
いつもいられたら
脳内フィルターは
目詰まりなし！
偏りなし！
透明になるから。
そのためにも
できるだけ
「思考」から離れること。
自分が世界を
「思考」で捉えている間は
幸せな感覚を
味わいづらい。
でも
感情や感覚に
敏感になって
繊細なそれを
大事にできるようになると
幸せな感覚を
丁寧に
味わって生きることが
できるようになるんです
そんな自分で
生きてたら
内側から
幸せの手がかりが
万国旗みたいに
無限に
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今日もこのブログを読んでくださって
ありがとうございました
鳥居 ミコ