心理セラピストの 鳥居 ミコ です流れ星

image

先日の大阪でのトークライブの後に気づいた
大切なこと。

そしてその直後に読んだ
この本のこと。




ちょっと時間が経ってしまったのだけど
今朝不意に
(このことをブログに書いておかなきゃ)
と思うサインを受け取ったので
書きますね照れラブラブ


あれは
壱岐に旅立つ日の朝のこと。


いつか読む日が来ると思って
発売直後に買って
ずっとリビングに置いてあった
本郷綜海さんの本が目に留まりました。


(「その日」がきたらピンってくる)

そう思っていたら
その日がきたのです。


早朝
寝ぼけ眼のまま

綜海さんの本を
手に取って
バッグに入れたのは

羽田に出発する直前の
午前6時半のこと。


ちょうど
大阪トークライブで
弾き語りをしたことがきっかけで

母の影響から
またひとつ
卒業したと感じたばかりの朝。



わたしの母は

電話口で
かなりの確率で
男性に間違われるくらい
声が低かったのです。


そして
わたしが
小学三年生のとき

「合唱部に入りたい」

と言ったら
母はとても喜んだんです。


「あなたはお母さんみたいに
声が低くならなくて済むわね」

と言って。


あれからずっと
わたしは

(声が高くなるために歌う)

そう思っていたらしい。



【高い声で歌う人】

というアイデンティティに

ずっと自分を
押し込めていたのかもしれない。



前夜

『歌うときに迫力を感じる』

という感想を聞いたら

なぜか

嫌だという思いが
溢れてきて

涙がこぼれてきたぐすん


予想外の反応に
我ながら
驚いたけれど。



わたしの内側に
わいた感覚は

いつも
何かを教えてくれる。


だから
そっと
意識を落ち着けて
感じていた。


そしたら
わかった気がした。


(母の期待を裏切った)

そんな思いが
あったみたい。


「可愛く
高い声で歌うわたしじゃなくて
ごめんね」

そう呟いてみた。


そしたら
またもや
涙がポロリぐすん


わたし
もういい大人なんだけどなぁ。

そんな想いがあったなんて
気づかなかったなぁ。


わたしは
トークライブの時

ただ感じるままに
歌ったのだけれど。


涙がこぼれた後

あらためて
動画を見直して

あまりの声の低さと
太さに
愕然として

母との
声にまつわる
あれこれを思い出したのです。


(お母さんみたいになりたくない
が、まだ残ってるのかな?)

(ううん。違う)

(お母さんがわたしに
高くて可愛い声の女性に
なってほしいと言ってたのを
思い出したんだ。

声が高くないとダメって
思い込んで
ずっと頑張ってきたんだ。

あぁ。
わたしがわたしを
狭いカゴの中に
閉じこめていたのか。

それなのに
あの日
歌ってたら
本来のわたしが
カゴの外に出ちゃったんだ。)


それに気づいたら

わたしは
少し寂しく感じつつ
ホッとした。


また少し

わたしは
わたしの本来のあり方を
思い出せた。


それにしても

いくつになっても
子供の心の中には

(お母さんを喜ばせたい)

っていう想いが
居座るんだなぁ。

 
その想いの強さに
時々
感動してしまうキラキラキラキラ




そんな心の動きがあった翌朝

わたしは

飛行機の離陸とともに
綜海さんの本を手にとって

夢中で読んだ。


そして
その直後

あの時 
感じたことを

Facebookに
思うまま書いたのです。


*****


読むほどに

たくさんの
点と点が
線となっていって

深く共感したり

自分が途中で諦めていた
ものの見方への
新しい視点にきづいたり。


まるで

自分という地図の中に

区画整理や
地番整理が起きたようで

今じゃなければ
わからなかったであろうことの
数々に

感嘆しっぱなしだった。


そして

丁寧で繊細な
言葉の紡ぎ方に

憧れて

ときめいて

大人の女性を
見た気がしたキラキラ



ひとつひとつ
思うことや
感じたことや
信頼したことを
言葉にする時


できるかぎり
シンプルに

事実を事実として

思い込みや
ジャッジのフィルターを
外すことを
大切にしていらっしゃるんだろうなぁと
感じた。



そして

そうでありながら

それを外しきれない
自分である可能性にも
光を当てて

それを許し

すべてを
包み込みながら

高く広い視野で

人を
世界を
宇宙を
見つめていらっしゃるなぁと
感じた。


綜海さんの
度量や愛情の深さと広さが

そこかしこに
溢れていて

とても
感動した。


綜海さんを知ったのは
一年前。


image

渋谷の伝承ホールで
ミューシャの描く
女神のような綜海さんが

丹田の奥から
声をだして

全身を使って
歌ってらっしゃるのを

聞いて
見て

震えるほど感動した。


その綜海さんの本を

奇しくも

わたしが
初めて
丹田からでた声で
人前で歌った直後の
タイミングで

読ませていただくことに
なって。



それがどんな意味を持つかは
今はわからない。


でも

わたしにとって
とても大事な道しるべと
なりそうに感じる
言葉の数々が

空に瞬く
星のように

キラキラと
わたしの中に
降り注いだことだけは
間違いないキラキラ



素晴らしい本に出会えましたキラキラ

ありがとうございますキラキラキラキラ


感謝を込めてラブラブ

*****


ずっと

人前で話したり
文章を書いたり
ピアノを弾いたり
絵を描いたり
花をいけたり
写真を撮ったり

してきた。


表現することが
ナチュラルな資質である
“3”が二つ並ぶ
“33”を
主要ポイントに持つわたし流れ星


あの時
歌う(弾き語りをする)という
表現方法が
加わって

わたしの魂は
喜んでいるのを感じましたラブラブラブラブ



下手も上手も
関係なく

伝えたいことを
伝えたい想いを
音に乗せるキラキラ


そんな世界を
初めて体験した喜びが

もしかすると
この夏の
一番の思い出なのかもしれないと
思うのですラブラブ


「あなたがここにいることの意味」

綜海さんの本のタイトルが
そっとリフレインする夏ラブラブ




大阪トークライブで最後に歌わせていただいた
「糸」ですキラキラ






すべての出会いに

感謝を込めてキラキラキラキラ




鳥居 ラブラブラブラブミコ