白桃のエクレアが好きな
心理セラピストの 鳥居 ミコ です




先日

社会科見学のつもりで

とある場所に行って来ました



私にとっての

そこに行くテーマは 「隠さない」 でした



最近 急にふと浮かぶ

この言葉…




子供の頃から

わりとなんでもオープンに生きてきた

私ですが



両親の持っていた

絶対嘘をついてはいけない

隠し事をしてはいけない

…という価値観を

子供時代から強く抱いていたので



それにまつわる色んなことで

よく悩んでいました




思春期によく悩んだのは


○人から打ち明けられた秘密を

誰かに話すかどうか?


○本人以外から聞かされた噂話を

誰かに話すかどうか?



嘘をつかず隠し事をしない…という

価値観を守ろうとすると

なんでもかんでも人に話してしまうことに

なりがちです



でも

それをすると

人にいやな思いをさせたり

トラブルを生むと気付いて


正直であることよりも

話してくれた人の

信頼に応えたいという気持ちも強くて



嘘をつかないで済むように

隠し事をしなくて済むように

考え出した苦肉の策が

とにかく黙って

ポーカーフェイスでやり過ごす!!

でした



全然ポーカーフェイスになってなくて

だだ漏れだったかもしれないけど(笑)




でも

そんな風に

嘘をつかないように

隠し事をしないで済むように…

って強く思って人と向き合っていくのって

実はとても疲れるんですね




それに向けていたエネルギーが

いかにすごかったかということが

それを辞めてみてから分かりました




たとえば 

噂話が好きな人に

「ねぇねぇ。あれってどうなってるか知ってる?」

なんて聞かれようものなら

(何かしらの反応をしなければ) とか

(知らないフリをしなければ) とか

色んなことを思うだろうから



そんな予感がするだけで

(聞くな。聞くな…。聞くな~…。。。)

って心の奥で祈るように唱えて


結局

聞かれてしまう…

なんていうことをたびたび経験しました



上島竜平かっっっっっ!? (笑)



でも実は

そのことにそこまでエネルギーを費やしていたのは

私だけで


周りの人は

そんなことはどうでも良かったかもしれません




私だけが

嘘ついちゃいけない…

隠し事しちゃいけない…

って必死で親の教えを守ろうとしていたのかと

思うと

健気だなぁ…と笑ってしまいます




嘘をつくことや 隠し事をすることに

強いこだわりと 大きな偏りが

あったことで

自分をかなり不自由にしていたと思います



嘘をついてもいいし

隠し事をしてもいい…


そして

その都度

自分がどうしたいのかを感じながら

ひとつずつ 

選択して決めていこう…


そう思えるようになってから

だい~~~ぶ楽ちんになりました





それにしても



何も隠し事がない…ということは

とても楽なことだと思うし

そういう人ほど

外からは

輝くものが見えやすくなる



でも一方で

全てが見えてしまうと

奥ゆかしさが 感じられなくなる


私にとって

奥ゆかしさって

わりと萌えポイントだから…



結局

ほどよく隠している状態が

今は一番いい…と思ってしまいました





あなたは どうですか?



今日も最後まで読んでくださって

ありがとうございました





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(Photo by たくろー



おわり