松蔵のポテトが好きな
セラピストの 鳥居 ミコ です


「なんで ◯◯ なの?」

という言葉って

日々の生活の中で
人に言ったり言われたりという
心当たりはありませんか?


たとえば

「なんでそんなこと言うの?」

とか

「なんでやってくれないの?」

とか





もしも子供が

泣きながら あるいは 怒りながら
それを言ったら

それは

もっと愛して

のサイン流れ星


そしてそれは
大人も
同じ


文字通り受け止めては
いけません



私は一年ほど前まで
それが分かりませんでした (/ω\)


「なんでそんなこと言うの?」

と人から
泣いたり怒ったりして

言われた時

(はて。なんでかなぁ?)

(あぁだからかなぁ。こうだからかなぁ?)

と考えて

一生懸命 理由を探して

「それはたぶんね…
○○だからだと思う」

と答える  


でも
それにたいして

「そんなこと聞いてない!」

なんて言葉が返ってきて
ハテナがいっぱい…


そんなことを
繰り返していました汗


ときには
理由を答えることで
解決することもありましたが

それは まれ でした




あの なんで? という言葉には

悲しみや怒りの 感情 が
くっついていて…

その感情が溢れ出した
大元の根っこのところに


 もっとこっちを見て

 もっと愛して


そんな心の叫びが
隠れているということ…

あの頃の私は知りませんでした




それにまつわる
古いエピソードがあります

20歳のころ
母にたいして

「なんであんな酷いこと言ったの?」

なんて
喧嘩になると
泣きながら言っていました  


あの時の私は

母がかつて酷いことを言った理由を
知りたいと思っていたはずです


でも母から返ってきた言葉は…

「そんなことを言ってるから
大人になれないのよ」 

それを聞いた私は

(理由も教えてくれないなんて酷い!)

…と思っていました 



そのせいか…それ以後
自分のクチから出てきた

「なんで ~ ?」

という言葉は

理由を聞きたくて言ってると
思いこんでしまっていました 


だから
人が使うその言葉も

理由を聞いてると
思い込んでしまったんですあせる




でも
よぉく考えたら

たとえ理由を教えてもらっても

結局納得できなかった はず  


よくよく当時の気持ちを思い返して

なぜあんなに何度も
同じことを母に問いかけていたかと言えば

実は…
理由が知りたいと言うより

(あの時の理不尽さがとても悲しかったことや
 あの時の悲しみを分かって欲しかった)

(もっと優しくして欲しかった)


それが
私の本音の本音だったんです 


大人になっても
そんなもんだったんです 汗






もしかすると

本音の本音って

言葉そのものよりも

悲しみや怒りといった感情表現の方に

現れるものかもしれません



もしも
身近な人が

「なんで ○○ なの?」

と感情を露わにしたら

(相手の本音の本音はなんだろう?)

って思いながら向き合ってみると
それまでと違う何かが
見えてくるかもしれません 

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おわり