このところかなり長い時間
自分と対話をしています

毎月マスターコースの日程から
10日ほど前になると
なぜかイヤイヤ期ならぬダメダメ期に
突入してしまう事を繰り返している気がします…

時には本を読み
時には映画を見て
時にはブログを読んだり書いたり
時には過去のメールを読み返して

(あぁ…自分てこんなところを持ってるんだなぁ)
(あぁ…自分てこんな面もあるんだなぁ)

そんな発見を繰り返しています

そんな自分は
以前想像していたよりもずっと…

頑固だったり
素直じゃなかったり
泣き虫だったり
子供じみていたり
傲慢だったり
自信がなかったり
ひどいヤツだったり
ウジウジしていたり

そんな自分を発見する瞬間に
身体がきゅっと硬くなります


そんな発見の数々の中で
意外とボディーブローのように
ショックを受けていることがあります

自分が何かをする時に
自分で決めたつもりでも

「○○が言ったから」
「○○に誘われて」
「○○が○○って言ってたお陰で」

…という言い方をするクセがついていたことです

どこか
100%自分で選び取っていない…

自分が決めたくせに
誰かのせいにする逃げ道を残している…

そんな風なことに気付いてしまいました

密かに自覚していた自分は

何をするにも
心からしたいことだけを
自分の意思で
ちゃんと選ぶことができるようになった私


…だったはずがなんと!?
実はさほどそうじゃなかったのかもしれない…

そう思っただけで
何かが崩壊するような感覚にすら陥ってしまいました

様々な場面で
私が目の前のことをひとつずつ
自信を持って選んだようでいて
そうじゃなかったのかもしれない…

何もないところに
自分から
こうしたい…ああしたい…と
色んなことを思いつかなくなったのは
いつからだったか分かりません


たしかに私は
特に大人になってから
自分から自発的に
あれしよう!
これしよう!
…と提案することが減っていました

いっつも誰かと一緒にいて
流れの中で何かが決まることを
心地よく感じてきました

子供の頃はいつもお兄ちゃんと一緒で
お兄ちゃんの決めることに合わせることが
多かったなぁ

高校生になってからは
遊ぶとか
バンドをやるとか
サボるとか
寄り道をするとか
イキイキと自分で決めていた気がしますが

社会人になってからも
何か提案すると
色んな人を巻き込めて
面白いなぁ…なんて思っていました

でもいつしか
ぼーっとのんびりしていても
何かが決まっていったり
どこかに誘ってもらったりして
自分で何も考えずにいることが
増えてきた気がします

そんな自分は
目の前で決まっていく出来事に
不満を持ったことはなく
何が決まっても
どんなことでもとりあえずワクワク楽しむ…
そんな感覚でずっと過ごして来ました

ある意味
自分がリードすることを避けて
のんびりと楽をさせてもらっているような
感じでした

それはもしかすると
私のこれまでの仕事が
常に何かをリードして
人に何かを提案することが
期待され続けていることと
無関係ではなかったのかもしれません…

そう思った時…

(あぁ…従来の仕事の仕方って本当に
心を疲れさせてたんだろうなぁ)

…としみじみ思ってしまいました

仕事を離れた日々の生活の中で
目の前の出来事を
どんな風に受け止め
それに対して
どんな風に自分の価値観を
反映させ
実現させていくのか…

それは
自分が自分らしい人生を送っていく上で
実はとても大切なことなんじゃないか…
そんな風に思う今日この頃です

地味なようでいて
とても大切なことに気付いてしまったような気がして
ちょっと嬉しかったです

そんな喜びを形にするために
久しぶりにデパートに寄って帰ろうと思います