Hi there,
イギリスの南西部ののどかな牧草地、コーンウォール州でのファームステイ中です。
天気はほぼ曇りか小雨。9月終わりでしたが、肌寒い気候です。
周りに人はおらず、お家で飼っている動物たちだけです。
朝はシリアルを各自食べ、ヤギのミルクを絞り、子ヤギに哺乳瓶で飲ませ、鶏の卵を回収などをして過ごす時間。
そしてこれから思いもよらぬ方に自体が展開していくのですが、それはある人物によるものです。
カナダで出会った今も親交のある日本人のお友達Aさんのお姉さんに紹介してもらったこれまたAさん。
Aさんは、イギリス人と国際結婚してイギリスに住んでいます。イギリスに一人も知り合いがおらず不安に思っていた私の唯一の知り合いでした。もちろん会ったことはなく、顔写真の交換をするわけもなくで、ライン友達のような関係です。とっても親切な方で、イギリスの拠点地を迷っているときも親身に相談にのってくださったり、製菓の学校に行こうかなと思っていたときもかなりリサーチしてくださいました。
さて、そんなAさんですが、たまたま、イギリスの中でもかなり近いところにいることが分かったので、会いに来てくれることになったのです!
Aさん夫婦はそのころキャンピングカーでイギリスの南部を転々としていたようです。
そして、運命の日、道に迷いながらも僻地に迎えにきてくださいました。
「こんにちはー!」
Aさん、サバサバしていて頼れるお姉さん!ご主人はたくましく優しそうな素敵なカップル!
そして忘れてはいけない愛犬ZIZIちゃん。
それから私たちは、ワンちゃんも入れる湖畔のそばにあるカフェへランチしに行きました。
道中は完全に日本語でした。「日本語しゃべりたいかなと思って、日本語で話していいからね」とAさん。
や、やさしい。泣けるー!
初めて会った気がしないような雰囲気で、とても癒されました。それから、Budeというサーファーが集う港町へ移動するのでした。
ご主人は見たいお店があるとのことで、私とAさんはクリームティーが頂けるローカルなカフェへ。ご主人が地元のお肉屋さんへ「ここらへんで美味しいクリームティーが食べれるところない?」と聞いてくれたのです。
そうしてZIZIちゃんとAさんとクリームティーに舌鼓を。
「今日、荷物をまとめてついてくる?私たち明日はBristolへ行くんだよ。Bristolなら、仕事も住むところもあるよ。私も住みたいと思っているところだから。Bristolは本当にオススメだよ。」
Aさんから思いもよらぬ提案がありました。
これから、お家に帰って、荷物をまとめて、Bristolへ大移動?!
住むところは?仕事は?大荷物は?ドイツ人の子は?そもそも許される?
「今日が無理なら明日でもいいよ。明日、Exceterまで来てくれたら、Bristolまで連れて行ってあげる。」
様々な葛藤にまたとない機会。究極に迷いましたが迷っている時間もない。
「今日は無理です、ドイツ人の子や家族に事情を話さないといけないし。明日、エクセターに行けるよう頼んでみます。本当にありがとうございます!」
ということで、次の日家を去ることに決めました。