【食育クイズ:Vol.1741】

「京都府」の「土御門殿」おさらいクイ
ズ! 

平安時代に土御門殿に住み隣に法成寺を
建立した人物とは?

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓問題は下記から↓↓↓↓↓↓

 

 

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【食育クイズ:Vol.1741】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「平安京、

 

土御門殿」にまつわる「人物」につい

 

て、おさらいクイズ(Vol.941)にチャ

 

レンジ致しましょう!

 

 

 

 

 

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問題:「平安時代中期」頃に、「土御門殿

 

(つちみかどどの)」を「邸宅」とし、

 

その隣接地に「法成寺」を建立した「人

 

物」とは、誰でしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次のうちから選んで下さい。
 

1.太政大臣・藤原兼家

 

 

 



2.内大臣・藤原道隆

 

 

 



3.太政大臣・藤原道兼

 

 

 



4.太政大臣・藤原道長

 

 

 



↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓   

 

 

【解説】

 

自身の「長女、彰子(しょうし:第66

 

代天皇后)」から始まり、「次女、妍子

 

(けんし:第67代、天皇后)」、「四

 

女、威子(いし:第68代、天皇后)」

 

を、それぞれ「入内(じゅだい:天皇に

 

嫁がせる事)」させる事に成功させ、「一

 

家三后(いっかさんごう:一つの家から

 

三人の「天皇后」を出す事)」を達成し

 

た「藤原道長」は、「摂政、関白」から

 

「太政大臣」にまで上り詰め、日本史お

 

ける「摂関政治時代」の頂点を極めるに

 

至った事で知られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有頂天の「道長」は、「自宅(土御門

 

殿)」で、「月見の祝宴」を設けたそう

 

で、その時に酒に酔って詠んだ歌が、

 

~『この世をば 我が世とぞ思ふ 望月

 

の欠けたることも  なしと思へば』~

 

【現代語訳】:

 

~『この世界は、あの満月のように 完

 

全無欠な 私のものだと思っている』~

 

この「道長」が得意の絶頂で詠んだ歌を

 

聞いた同席の「公卿」達は、こんな欲望

 

剝き出しの下品極まり無いとも言える

 

「歌」に、うっかりと「返歌」を出して

 

しまったら、「末代」までの「恥知ら

 

ず」になってしまうかも知れないと、思

 

わずドン引きしてしまった訳なのだそう

 

です。
 

かと言って「返歌」をせず「スルー」し

 

てしまったら、絶大な権力を誇る「道

 

長」からどんな目に遭わされるか分から

 

ないと言う事もあり、同席した一同はす

 

っかり困り果ててしまった訳なのだそう

 

です。
 

そんな時、助け舟を出したのが、「道

 

長」の「大叔父」にあたり、筋を通した

 

態度を貫いた事で知られている、「右大

 

臣、藤原実資」だったそうで、彼は、

 

~『こんな素晴らしいほど完璧な歌に余

 

計な事をしたら勿体ないので、皆でこの

 

歌を唱和するのが、良いでしょう!』~
 

と提案した事によって、同席した一同は

 

ここぞとばかり、「道長」の気が済むま

 

で、何度も何度も唱和するに至ったそう

 

で、こうしてその「会」は、無事「お開

 

き」となった訳なのだそうです。

 

 

 

 

 

こうして、『月は満ちれば必ず欠ける』

 

と言う、言わば教訓のような「逸話」

 

が、「道長」の詠んだ「歌」を通して、

 

その後「摂関時代」が行き詰まり、「武

 

家統治の時代」となり、栄華を誇った

 

「土御門殿」も「狐狸の巣窟」と化して

 

荒れ果てた訳なのですが、「道長の歌」

 

だけは後世に輝かしく伝えられるに至っ

 

た訳であり、現在でも、長き千年以上の

 

歳月を越えて、往時の「藤原氏全盛の栄

 

華」を偲ばせていると言う訳なのです。

 

 

 

 

 

こんな「有頂天の歌」を詠んだ「道長」

 

は、晩年になると病気がちになった事も

 

あって、「極楽往生」を求める「浄土信

 

仰」に傾倒したそうで、「1019年」に

 

「出家」し、「土御門殿」に隣接する場

 

所に「九体阿弥陀堂」を建立し、その後

 

も「十斎堂」、「講堂」、「経蔵」、「金

 

堂」、「五大堂」等と次々に「堂舎」を建

 

立するに至ったそうで、その規模たる

 

や、「東西2町、南北3町」に及ぶレベ

 

ルの「大伽藍」になった訳なのだそう

 

です。

 

その後「1022年」には、「法成寺」と

 

「寺号」が命名され、「道長」の「孫」

 

にあたる「第68代、後一条天皇」を始

 

め、その息子の「東宮、(後の第69

 

代、後朱雀天皇)」や、「道長」の「娘」

 

である「第66代、太皇太后、藤原彰

 

子」を始め、「第67代、皇太后、藤原

 

妍子」や、「中宮、藤原威子」等々の身

 

内達が参加すると言う、盛大な「大落慶

 

供養」が執り行われるに至った訳なのだ

 

そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時の様子は「栄花物語」に詳しく描

 

かれているそうで、こうして「法成寺」

 

は、「道長」の「息子」である「藤原頼

 

通」が建立した事で知られる「宇治、平

 

等院」の「範」となった「寺院」となっ

 

た訳なのだそうで、今では「跡地」だけ

 

になってしまっていますが、その当時

 

は、「鴨川」方向から見れば、ちょうど

 

「宇治川」から見た「平等院」のような

 

景観を誇っていた訳なのだそうです。

 

ちなみに「道長」は「1027年」に「往

 

生」した訳なのだそうですが、その時の

 

様子は、「九体」の「阿弥陀如来」の手

 

から自分の手まで「糸」を引き、「お釈

 

迦様」の「涅槃」の時と同様に、「北

 

枕、西向き」に横たわり、僧侶たちの読

 

経の中、道長自身も「念仏」を口ずさ

 

み、「西方浄土」を願いながらの往生だ

 

ったと言われている訳なのだそうです。

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

4.摂政、関白、太政大臣・藤原道長

 

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大阪市立大学の研究グループが、大豆

 

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