【食育クイズ:Vol.1686】

「京都府」の「祇園の七不思議」おさら
いクイズ!


八坂神社の灯籠伝説にゆかりの人物で白
河法皇に重用された武士とは誰?

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓問題は下記から↓↓↓↓↓↓

 

 

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【食育クイズ:Vol.1686】

 

本日も、「関西地方(三重県、滋賀県、

 

和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府、

 

大阪府)」の「食文化」や「郷土文化」

 

をテーマとした地域社会の在り方や、

 

昔から先人たちが培ってきた、「文化」、

 

「伝統」、「歴史」等の素晴らしさを、

 

クイズを楽しみながら知見を高め、あ

 

らためて「日本」や「日本人」が培っ

 

てきた「良きところ」を共有化し、次

 

代に継承して参りましょう!

 

さて、本日は、「京都府」の「八坂神社」

 

の「灯籠伝説」にまつわる「第72代、

 

白河法皇」に重用された「人物」につい

 

て、おさらいクイズ(Vol.886)にチャ

 

レンジ致しましょう!

 

 

 

 

 

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「京都、八坂神社」やその周辺には、現

 

在でも伝承されている、「不思議」な

 

「7つ」の「風俗伝説」がある事で知ら

 

れていて、「祇園七不思議」と呼ばれて

 

いるそうです。
 

この中の一つに、「八坂神社、本殿」の

 

東側にある「石灯籠」にまつわる、「灯

 

籠伝説」があり、その内容とは、「平家

 

物語、巻六」によれば、以下のようなも

 

のとなるそうです。
 

~『とある「五月雨」の降る夜、晩年の

 

「白河法皇」が、「寵妃」の「祇園女御」

 

に会いに行く途中の「八坂神社周辺」を

 

通りかかると、前方に「鬼」のようなも

 

のが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで「法皇」は、お供として同行して

 

いた「平◯◯」に命じて、討ち取るよう

 

命じた。
 

ところが思慮深い「平◯◯」は、まず正

 

体を見極める為に、「生け捕り」を試み、

 

恐れる事無く、その鬼に近づいていった。

 

すると、その「鬼」の正体は、「祇園社

 

(八坂神社)」の「老僧」が、「雨具の蓑」

 

を着て、「油壺」と「松明(たいまつ)」

 

を持ち、「石灯籠」に「燈明(とうみょ

 

う)」を灯そうとしていた姿であり、遠

 

目から見ると、雨に濡れた「蓑」が「石

 

灯籠」の灯りで輝き、まるで「鬼」が

 

「銀の針」を纏っているかのように見え

 

たのだった』~

 

 

 

 

 

さて、本日は、この「祇園社(現在の八

 

坂神社)」にまつわる「灯籠伝説」にち

 

なんだ「人物」について、おさらいクイ

 

ズにチャレンジ致しましょう!

 

 

 


 

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問題:「京都、八坂神社(旧祇園社)」に

 

ある、「石灯籠」には、「第72代、白河

 

法皇」に重用され、後の「平家隆盛」の

 

基礎を作った人物として知られる「平◯

 

◯」の「伝説」がある事で知られていま

 

す。

 

 

 

 

 

さて、それでは、その「人物」とは、誰

 

でしょうか?

 

次のうちから選んで下さい。
 

1.平忠盛(ただもり)

 

 

 


 

2.平清経(きよつね)

 

 

 


 

3.平重衡(しげひら)

 

 

 


 

4.平知度(とものり)

 

 

 


 

↓↓↓↓↓答えはここから↓↓↓↓↓   

 

【解説】
 

現在でも語り継がれている「祇園七不思

 

議」の一つとして知られている「祇園社

 

(現在の八坂神社)」の「石灯籠伝説」

 

とは、「忠盛灯籠」と呼ばれ、当時のま

 

ま、現存されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 


 

「平清盛」の「父」として知られる「平

 

忠盛」は、「白河法皇」や「鳥羽法皇」

 

に「北面の武士」として仕え、「武力」

 

と、「日宋貿易」による「財力」を持っ

 

て出世していき、初めて「昇殿」まで許

 

された事により、「平氏」を全盛に導い

 

た事で知られている「武士」の事を言い

 

ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「白河法皇」はとても「好色」だった事

 

で知られ、晩年では「祇園」に住む「女

 

御」を「寵愛」するあまり、「祇園社」

 

に「堂」を建立し、「丈六」の「阿弥陀

 

仏」を安置し、金銀珠玉で飾り立てる等、

 

「祇園女御」に対して、その「財」を惜

 

しみなく使った事で、衆生達の耳目を驚

 

かせたと言う逸話があるそうです。

 

 

 


 

「寵愛」する「祇園女御」の邸宅に通う

 

「白河法皇」の護衛役であった「忠盛」

 

は、「五月雨」が降って、見通しの悪い

 

不気味な夜に起きた、「祇園社」の「石

 

灯籠」灯りを灯そうとしていた「老僧」

 

の姿を「鬼」と見間違えた事件を上手く

 

処理した事から、益々「法皇」からの信

 

任を受けるに至った訳なのだそうです。

 

 

 

 

 

その後「忠盛」は、懐妊した「祇園女御」

 

を、そのままお腹の中の子供ごと「法皇」

 

から下賜されたそうで、生まれた子供が

 

「平清盛」だったと言われている訳なの

 

だそうで、何の外連味も無く「法皇」に

 

仕えた事により、「清盛」の時代には、

 

「全盛期」を迎えるに至ったと言う経緯

 

となった訳なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 


 

確かに、その「老僧」は、雨に濡れない

 

ように頭に「簑」を被り、「右手」に

 

「油壷」を持ち、「左手」に「松明」を

 

持っていた事から、「法皇一行」が視界

 

が悪い雨の夜に、遠目から見れば、暗闇

 

の中に「頭部」がキラキラと「針」のよ

 

うに光り、「右手」に「黒い塊」を持ち、

 

「左手」に「光る物」を持った、得体の

 

知れない「鬼」のような「化け物」が立

 

っているように見えた訳なのであり、

 

「法皇」が同行していた「忠盛」に、

 

「その化け物を斬り殺せ!」と命じてし

 

まったのは致仕方の無い事だった訳なの

 

です。

 

ところが、「忠盛」は、その「化け物」

 

を斬り殺さずに、組み伏せた事によって、

 

無益な殺生をせずに済んだ結果となり、

 

「法皇」は、「忠盛」の「冷静沈着」な

 

「判断と行動」に感嘆し、褒め称えるに

 

至った訳なのだそうです。

 

こうして、「京都」の人々は、その「灯

 

籠」の事を「忠盛灯篭」と呼ぶようにな

 

り、祇園七不思議の一つとして伝承され

 

ていったと言う経緯となった訳なのです。

 

 

 



↓↓↓↓↓↓↓答え↓↓↓↓↓↓↓

1.平忠盛(ただもり)

 

 

 

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