理化学研究所の調査委員会から不正と認定された…



新型万能細胞「STAP細胞」の論文発表から2カ月半経過し…



「リケジョの星」として一躍時の人となった論文の筆頭著者、
渦中の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーが…



9日、記者会見に姿を現しました。





 



歴史的快挙として世界的に注目を集めた論文は不正なのか?



STAP細胞は本当に存在するのか?



会場には大勢の報道陣が詰めかけました!



小保方氏は会場に入った瞬間…



大勢の報道陣に驚き、目を丸く見開きました!



少しうるんだ目と…



緊張でどこか焦点が合わないようなうつろな表情が痛々しく見えました。



 

 




華々しくSTAP細胞の論文を発表した1月末の会見に比べれば…



明らかに精気を失っていて、マイクを握っても一瞬声が出ない状況でした!



それでも言葉を絞り出すようにまずは謝罪のコメントをつたえました。





その内容は…



2報分のネイチャー論文のデータを同時にまとめ執筆していく作業が、

自分自身の能力の限界を越えていたのかもしれず、

生物系の論文の基本的な執筆法や提示法について不勉強なままでの作業になってしまい、

それに加え自分自身の不注意もあって、

結果的に多数の不備が生じてしまったことが、

大変情けなく、申し訳ない!というものでした。



小保方氏は前日、調査委に対して…



「いずれも悪意のない間違い。過失は研究不正に含まれない」と…



弁護士を立てて不服を申し立てています。



小保方氏は悪意によるねつ造と認定した調査委に対して…



「真正な画像データがあり、ねつ造する必要はない。

 取り違えも外部指摘のない時点で自ら発見し報告している」と、

 真っ向否定しています!



理研の規定では…



「悪意」のない間違いは研究不正に含まないとされているそうです。



小保方氏は、ミスを認めて混乱を招いたことを何回も謝罪はしましたが…



存在が疑問視されているSTAP細胞については…



「間違いなくある」!

「理研の研究室に実際の標本もあり、きちんと保存している」!
 
 と強く主張し…



2冊しかないという実験ノートについても…



記入の仕方については「自己流」で、

第三者的観点から記述していなかったことを反省点としてあげたものの…

少なくとも4、5冊程度な存在するとし、

ハーバード大学にも存在すると主張しました!



改ざん、ねつ造と指摘された画像についても…



真性画像はノートにあると強く主張しました!



不服申し立てについては…



研究不正の有無を調べた調査委員会のメンバーが審査を行い、

再調査が必要と判断した場合には50日以内をめどに、

再び不正の有無について結論を出すそうです。



調査委が再調査を不要と判断すれば…



STAP論文にねつ造と改ざんがあったとする1日の最終報告書が確定し…



理研は小保方氏に論文の取り下げを勧告することになります。



論文が取り下げられれば…



STAP論文の研究成果は白紙で全く無かったことになります。



さらに、理研は懲戒委員会で小保方氏の処分を検討し…



研究費の返還を求めるケースもあるといわれています。



今回の会見を調査委はどう受け取ったのでしょうか?



有望な若手研究者が次から次へと活躍できる日本であって欲しいと祈るばかりです。












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