6年後東京オリンピックまでに日本・世界はどう変わる?
今年1月3日の[産経抄]からピックアップしてみました。
【安倍晋三首相】
日本は完全にその地位を回復し、地域や世界の平和と安定に大変な貢献をしている。
世界から尊敬のまなざしでもって見つめられる国になっていたら良いなと思う。
国際情勢は、不安定要素、懸念の要素があり予測は難しいが…
日本がその地位を大きく高めることがアジアのバランスを回復し…
アジアの安定的に貢献するだろう。
東京オリンピックは妻と共に楽しみたい。
2020年までに憲法は改正済みになっていると思う。
【副総理兼財務相、麻生太郎氏】
3年でデフレ脱却は終わると思う…
日本は「瑞穂の国の資本主義」として、金融に傾斜せず…
ものづくりをきちんとやり続けることによって…
世界の大国としての地位を確固たるものにしているだろう。
防衛力も強くして自主自立をきちんと歩んでいると思う。
米国はシェールガスのおかげで資源大国として隆盛を極めるだろう。
中国の一党独裁体制が続くことには疑問である。
政治家としては、安倍内閣が続いていれば何かをしているだろう。
東京オリンピックの選手は無理だが(笑)…
元五輪選手の橋本聖子参院議員と一緒に聖火リレーに参加したい(笑)。
日本の強みは、スーパースターはいなくても普通の人が集まって団結することにある。
【自民党幹事長、石破茂氏】
米国のアジア太平洋地域の公共財としての役割が相対的に低下することに伴い…
日本は今まで考えたことがないような役割を果たすだろう。
中国は生産人口がピークを迎えるので、中国の安定が世界情勢では非常に大事となる。
日本は、中国の安定的発展のために努力することが必要である。
と同時に、中国が領土・軍備拡張に走らないよう自衛隊の抑止力の強化と法整備を進めるべきである。
日米同盟の強化が必要である。
集団的自衛権の行使と農林水産業の再生はやっておきたい。
できるまでこの仕事をやっているかもしれないし、できていれば辞めているかもしれない。
【元米国務副長官、リチャード・アーミテージ氏】
日本は東京オリンピックを成功させるだろう。
五輪へ向け多くの日本人が英語を学ぶと共に、女性の経済的地位がもっと上がるのではないか。
インフラ整備などは経済発展の助けとなり、保守化が若干進むだろう。
高齢化も進み、外国人労働者を受け入れる制度が進展しているのではないか。
米国では共和党政権であること、そして自分がその政権のどこかに身を置いていることを望んでいる。
中国は、最近の防空識別圏の設定という尖閣諸島(沖縄県石垣市)の対応を見ても、
日米の決意と限界をあらゆる方向から試し続けるだろう。
日米の同盟の強化と信頼があれば、いかなる安全保障上の問題にも対処できると確信している。
【ジャーナリスト、櫻井よしこ氏】
世界は様変わりしていると思う。
戦後の日本の体制を支えてきた価値観がおよそ全て根幹から覆されているだろう。
アメリカが内向きになっていることが最大の理由である。
これはよく『アメリカが衰退している』といわれているが決して衰退では無い。
2020年のアメリカは、シェールガス革命でエネルギーの需給をほぼ達成できる見通しがついている。
世界最大のエネルギー産出国としてエネルギー輸出国になっているだろう。
世界最大の軍事大国であり続け、世界最大の教育大国でもあるだろう。
オバマ大統領がアフリカ系アメリカ人であり…
彼の助言者も多くがアフリカ系アメリカ人であるところから…
すでにもう政策の優先順位が明確に変わっている。
国内問題を何よりも重視し、弱者に光を当てて、この人たちを救いたいという政策になっている。
これは立派なことであるが、財政的には余裕がなくなってきている。
結果として外に対するコミットメントを削り、軍事削減が行われている。
税金をなぜ、外で使うのかという世論が主流になりつつある。
アメリカの力は対外コミットメントを大幅に下げていく時代に入っていくだろう。
オバマ大統領は昨年10月にインドネシアなどへの歴訪を中止した。
一方で中国は、多方面に手を出しながら、包括的なアプローチでアジア諸国を分断し、
絡め取ろうとしている。
アメリカがこの構図を防ぐことはなかなかできないかもしれないので、
日本が中国の横暴な外交に割って入り、アメリカとともに中国の膨張を防ぐ役割を担うべきである。
ダイナミックに世界の情勢が変容を遂げています!
東京オリンピックまでの6年間を予測するのはとても難しいですが…
日本がアジアや世界に向けて尊敬に値するメッセージや実行力を示すときがきているのではないでしょうか?
北日本大震災で世界中が驚嘆した日本人の根底に存在する精神文化を…
私たちはもっと深く見つめ直し、自分たちを信じ、実践に役立てていくときがきていると思われます。
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