欲しかった物それは何でしょう。
物欲ってあまり無いですね。
衣類も気分良く着られれば良いし、何だろう必要不可欠なものがあれば良いって方ですね。
先週末、久しぶりにマーケットに出店しました。
クラフトマーケットです。
お向かいにステンドグラスの作家さんがいて
かわいい猫の置物を売っていました。
反対側から見ていて欲しいなってちょっと思ったんです。
でも小さな猫の置物をどこに置けばいいのでしょう。
割と雑然としている我が家ではあんな小さな猫はどこかに紛れて存在をすぐに忘れてしまいそうです。
欲しいなって思ったけどすぐに考えを変えました。
作家さんには申し訳ないけれど
飾り物は我が家には似合いません。
身の程を知るって事ですかね。
色々見て歩いたけど欲しいものって見つかりませんでした。
物がなくても幸せは目の前にあります。
今日は買い物に出かける予定なので、おみくじに出ている様に新しい店を覗いてみようかと思います。
行動の一つ一つに意味があり、それが未来を開きます。
マーケットで面白い事がありました。
日曜の朝、知り合いが持って来てくれた植物がありました。
とても珍しい植物で、それを見ていたら近くの店の人と話が弾み、
仕事が終わってからゆっくりとお話しすると、
何とその方は私たちの知り合いのご夫婦の息子さんだったのです。
朝からの一連の出来事がなければ明かされない出来事です。
結果、しばらく会わなかったお婆さんは亡くなっていたことを知りました。
その家は山奥にたった一軒だけの家でした。
先日会った人はそこで生まれたそうです。
懐かしいご夫婦の話に花が咲き、お二人の消息が知ることが出来ました。
お爺さんは百四歳、お婆さんは百二歳で世を去ったと言います。
長生きの秘訣は山の中の静かな暮らしにあったのでしょう。
最後まで面倒を見ていた長男さんも亡くなってあの家も、
家まで続くよく整備された綴れ折の山道も今では通る人もなく荒れ放題になっている様で、
話を聞いて寂しくなりました。
もう一度会いたかったです☆