七夕の願い事。
それはもちろん世界平和。
戦争の終結。
原発廃止。
健保改正反対。
数々の願い事あれど、
私の先生の一人はこう言います。
その願いがあなたのためだけではなく、
世界の人のために本当に必要と思われること以外は
願ってはならない。
何でなんで？
世界が人々の想念から生まれているとしたら
地球上の多くの人々が皆それぞれ
自分に都合の良いことを祈り続けたら
世界が混沌としてしまうからです。
自分に都合のいいことは他人にとってとても都合の悪いことになる
可能性もあるのです。
ですから先生は
自分の都合ばかりを考えないで周囲の人々や
地球や宇宙のことまで考えて
それが本当に必要なことだと
確信したら願っていいよって。
私はこの意見を聞いて、
すごいなって思ったのです。
ここまでストイックに
言い切るのは
先生が
世の中の現象は想念から生まれて来ることを
知っているからに違いありません。
七夕は
願い事を唱える日と、
子供の頃からそう言われて育った私たちにとって
この教えはちょっと厳しいものかもしれません。
けれども、
もしかしたら誰に言われなくても
皆の書く願い事が
一つになって
世界平和が実現したら素晴らしいと思うと
その奇跡が起きる可能性は無くしたくないと考えます。
と言うわけで七夕の願い事、
最後に一つ
空がすっかり晴れ渡り
天の川がはっきり見えて
牽牛と織姫が
一年一度の逢瀬をする姿を
見せてください、お星様☆
