柿剥き始まる。
裏の柿の木に鈴なりになっている柿を収穫しました。
渋柿なので皮を剥いて干し柿にします。
ここ何年か手指の関節が痛むので干し柿作りをしていませんでした。
でも今年は久しぶりに皮を剥こうと張り切っていますの。
指の調子は完全ではないけれど、ゆっくり進めればできるでしょう。
昨日はMちゃんが来たので柿を分けてあげました。
きっと今頃彼女も柿を剥いていることでしょう。
Mちゃんは少し前に旦那さんが自殺して一人残されてしまった友人です。
いつもなら二人で干し柿作りをしたのにね、と寂しそうにそう言いました。
日一日と日の入りも早くなり、夕方暗くなると一人の寂しさが身に染みるでしょう。
本当にお気の毒です。
それを思うとつれ合いがあの時に病気に負けず戻ってきてくれたことは本当にありがたい事です。
そうでなければ私もまた一人さみしく秋を迎えなければならなかったでしょう。
今一人でないことを心から嬉しく思います。
彼女も少し離れた街に暮らす両親の家に週一回通う暮らしを始め、これまでの生活とは違う暮らし方を始めたと言います。
週末には親と過ごす新しい生活パターンが彼女の心の寂しさを埋めてくれることを祈ります。