大老朽化時代の到来。 | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。


山梨県を通る中央高速道路にある笹子トンネルで、天井崩落事故が起きました。

原因は老朽化だとも云われています。


今日のnhkのニュースでも云っていましたが、

今回の事故が有った笹子トンネルは開通してから35年になるそうです。

全国の高速道路では359箇所ものトンネルが出来てから30年以上経っているらしいですね。


今回の笹子トンネルだって、

35年間一度もボルトの交換やコンクリートの補強などなされた事がなかったと言いますから、

359の他のトンネルでも似たようなものでしょう。


ちょっと信じられない様な話ですよね。


頭も良くて、

良い大学を出て、

成績優秀な技術者や、経営者や様々な社会の指針を考える立場の人が、


政治の必要性に応じて様々な雇用を産み出して経済を発展させて来ましたよね。


新しい橋を造り、道路を造り、

街を作り住宅を造る。

でも

そういうものは、永遠にそのままではないのだと、

どうして気がつかないのでしょうか。



コンクリートは永遠ではない事を誰もが知っているはずなのにその点検が行われない。


鉄のボルトは腐敗する可能性が有るにも係らず、

その点検もしない。



政府はいつだって雇用促進だとか、経済のためとか、

そう云いながら新しい事ばかりやりたがる。


次から次に

山を壊し、

海を埋め、


木を切り倒し道路を造る、

新しい学校を作る。


新しい庁舎を造る。

医者もいないのに僻地に病院も作る。

でも
作ったもののケアはしない。


これは一体どういう事ですか。


ケアをする事にもっと熱心であったら防げた事故なのです。


雇用を促進する為に、

今まで建設して来た道路や橋などの点検修理をひとつの産業の形ににすれば良いのに。


手当たり次第自然を壊して、

新たにものを作るのはもう止めましょうよ。



これまでに作ってしまったものを健全に維持する為の産業を発展させましょうよ。


高速道路だけで359箇所も有るトンネルを、

本当に安全なものに作りける仕事は、

大きなプロジェクトになると思います。



雇用もたくさん生まれるんじゃないですか。


新しいものはもう必要ないと考える人々のマインドを育てましょうよ。


そうすれば

すくなくともこんな悲惨な事故は起きないで済むのじゃないですか。


山国でトンネルばかりのこの国です。


安全が保障されなければ高速道路もうかうか通れない。


でも、

日本道路公団の姿勢は、

原子力安全委員会と同じですね。


日本の道路技術に事故と云う字は無い,くらいの気持ちでいたのでしょうね。

事故など起こるはずがないと、タカをくくっていた所はそっくりです。



毎月の点検も、

5メートル下から懐中電灯でボルトを照らして、

双眼鏡で眺めながら、


異常なし、

なんてやってたらしいです。



それでいきなり落下されて、


想定外でしたは通らないぞヾ(▼ヘ▼;)




あまりにもいい加減な政府の役人や、職員や、公務員や、


諸々の人たち。



新しい建設の方が自分に利益になると考える政治家。

維持管理の仕事は地味でポイントになりにくりいから、必要があっても後回しにされている実情。

困ったもんです。


一日も早く、

自分の利益を考える事なく、

本当に必要な仕事をしてくれる政治家に現れて欲しいです。




ああ、


世の中を良くする為の一票を

誰に託したら良いのか。。。。。

頭の痛い年の瀬になりましたよね。

「インフラ大老朽化時代」詳しいニュースはこちらをクリックして下さい。




















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http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/1204.html