今日は一日仕事で出かけていました。
１０００メートルくらいの高原でも暑かった。
帰りがけに夕立が有りました。
そのせいか、ヒンヤリとした夜風が窓から吹き込みます。
昨日の晩、この時間にはまだまだむっとしていた空気。
雨が降ってがらりと変わりました。
自然の息吹と言いましょうか。
溜まっていた雲の中の湿り気が雨になって落ちたんです。
微妙な変化で環境は変わるもんですね。
さて、さて、我が家の夏は解放の夏。
縁側のサッシ、裏の戸、キッチンのドア、風呂場の窓と、全部開けっ放しです。
網戸も使いません。
自然の夜風が大好きだから。
でもね。
電気生活や、都会生活になれてしまった私の友達は、
誰もこの自然風をあまり喜びません。
それよりも、
入って来る虫の方が気になって、
夜風の気持ちよさに意識が行かないのでしょうか。
夏に来た人の中で、
自然の風が気持ち良い，と云う感想を述べた人は、
実に一人もいません。
皆さん８つも蚊に刺されちゃった、とか
直ぐ蚊に刺されるんですね。
飛び込んで来る虫が気になってリラックス出来なかったり。
感覚が少なからず麻痺しているんじゃないかしら。
でしょ。
私たちは慣れているから、
ていうかこういう生活だから、
何をしていても、
ご飯食べてても、
話している時も、
たいていの場合蚊の存在を意識しているので、近づいて来るのを素早く察知して対処しています。
そりゃもちろん、多少は刺される事も有りますよ。
でも殆ど苦になりません。
それよりなにより、
夏の夜風は素晴らしい。
自然の贈り物を満喫しないでどうしますか？
信州の夏は殊に短く、
薄着で夜風を楽しめる時期はそう長くないのです。
今を楽しむってもんでしょう。
今夜の風は本当にヒンヤリしています。
袖のあるものを一枚羽織りたい気分かな。
クーラーがなくてもこの自然の冷気があるので助かりますよね。
ありがたい。
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