金星が太陽面を通過中です。
ここ南信州の山里では雲が切れたりかかったりで、時折太陽が顔をのぞかせています。
先ほど一度、不良品と思われる日食メガネで覗いた所、
金星の影を見る事が出来ました。
太陽と金星と地球が一直線です。
先日の金環日食のときもそうだったけど、
広大な宇宙の片隅で三つの星が一直線上に並んでいる所をイメージしてみて下さい。
その想像が現実である事は太陽面に移る金星の影が示しています。
三つの星の間がどれくらいの距離なのか判りません。
が、もの凄い距離なんでしょうね。
遥か彼方の宇宙の出来事を見るたびに、感じます。
この地球と云う名の小さな星は、虚空の海に浮かぶ一艘の船のごときものなのですね。
私たち地球人は、同じ船に乗り合わせた船客のようなもの。
そう考えれば、
自分の乗っている船を放射能で汚したり、喧嘩が理由で乗船者が殺し合ったり、
海を汚染する様に宇宙に衛星をまき散らしたりするのは、
宇宙に暮らす住民として、恥ずべき行為では無いでしょうか？
地球が宇宙の面汚しと呼ばれている事を、
もしかして皆さんご存知ないのですね。
それに、
地球が浮かんでいるこの辺りは、
宇宙の中心から遠く、遠く離れた僻地だそうですよ。
天体ショーと楽しむ時には、
そんな事も考えてみましょうか。
さて、皆さんの所では金星の影が見えてますか？
この現象はお昼過ぎまで続きます。
でも、見えなくても星が並んでいる事にかわりは有りません。
グッド、ラック
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