[金環日食] ブログ村キーワード
太陽、月、そして私たちの星地球。
この膨大な宇宙の片隅で三つの星が一直線に並びました。
その瞬間を、視覚で感知できる稀な機会と天候に恵まれた事に感謝します。
太陽に月の影がくっきりと浮かんで、黄色い光のリングがはっきりと見えました。
今この瞬間、私と月と太陽が一直線上にあると感じると、
心の先にある太陽が自分の真の源である様に思えて、
自分自身が白日の下にさらされる気持ちになりました。
皆既日食の様に辺りが暗くなる事はありませんが、
それでもやっぱり少しは陰ります。
が、
その陰り具合も、雲がかかった時とは微妙に違い、周囲の緑も非日常的な色に変わるのです。
日食の事など何の知識も無い人でも、
感覚の鋭い人なら、周囲の色の変わり方で何か起こっている事に気が付くでしょう。
気温も少し下がりました。
リングが切れて、また太陽が現れて来る時にはその温度差が際立ちましたね。
太陽の姿が戻ってくる毎に暖かさが強くなっていくのを感じます。
途中、一度雲がかかり、
メガネでは見えないけど、
雲を通して裸眼で見える時がありました。
三日月のような形で、
これまた、日食の事なんかまるで知らないで、ふと空を見上げた人は、
一瞬三日月がかかっていると思うかもしれません。
すぐに「げ、どうして朝に三日月が、、、、」と思うでしょう。
それも巨大な三日月さ。
何か不吉な予感に繋げたり、何かのオーメンと感じたり、
いろんな解釈が生まれたても不思議ないでしょうね。
実際は太陽と月と星が一直線に並んだだけなんですが、
それだけの事でも、
宇宙の法則が滞り無く執行されている現場を知覚出来たのはラッキーです。
今朝の山里は７時前には曇っていました。
食の始まり５分後あたりから雲が流れ始め、それからほとんど快晴状態で終わり近くまでいき、
見始めたのと同じくらいに小さな弧になり出した頃、再び厚い雲が張り出して来ました。
その後はすっかり曇り空。
晴れていたのは金環日食の前後１時間だけでした。
凄いタイミング
、一同、感謝感激です。
素晴らしい天体ショーを見る事が出来て本当に嬉しい一日の始まりとなりました。
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