こんにちは。
どうやら冬将軍は中国大陸から来ているようです。
寒いです。
昨日、さあ出かけようと言う時になって、事故が起きました。
たいした事故ではありませんが、
右手の親指をガラス瓶で切ったのです。
血がいっぱい出ました。
動かすと、ずきずきして痛いので、しばらく何もしない方が良いだろう,と云う事になり、
町へ買い物へ行くのは止めました。
今日は本当は近所の友の誕生会の日だったのですが、延期。
右手なので何も出来ないです。
包丁を持つ手が動かせないのではどうにもなりません。
一日、うずく指を抱えて出来るのは、本を読む事くらいでした。
おかげで「ジャン・クリストフ」が進みました。
友に何か面白い本はない?
と聞かれると、たいてい「クリストフ」を薦めるのですが、
話が長過ぎるのか読んだと云う人に会った事がありません。
どうしてこんな素晴らしい小説が、人々に読まれないのか,不思議で仕方なかったのですが、
最近思うに、
人の人生なんか,あまり興味がないのでしょうね。
皆さん自分の事でいっぱいで、
100年前の音楽家の生涯なんて、読んで何になる,時間の無駄と考えているのでしょうか。
文章を読む力も要りますから。
こうすれば幸せになれるとか、悟りを開けるとか、金持ちになるとか、
自分に直接利益になりそうな本は人気があるのです。
文学小説なんてのは、読む人が少ないようですね。
寂しいです。
思いがけぬ指のキズの為に、ゆっくり本が読める時間をいただきました。
その事に感謝して、今日もまた静かに読書の一日になりそうです。
お天気も良くないので,それが一番ね。
キーボードを打つには親指は使わないので、助かってます。
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