縁あって、地球の生涯を振り返った映像を見ました。
知れば知るほど、私たちの星、地球の生涯は驚きと神秘と感動にあふれています。
地球が遭遇した数々の大変災。
その始めの頃に発生した大きな衝突により、
宇宙に散らばった、壊れた地球の破片、
それが集まって月になり、月が地球の水を、その引力に依って引いては揺らす。
引いては揺れる、その水のゆりかごの中で生き物の最初の兆しが育って行く。
衝突がなければ、月も生まれず、水も揺れない、
地球はその生まれたままの状態です。
それは何も動かない世界でした。
今あるすべては衝突から生まれたと云っても過言ではないようです。
氷の星の姿で何億年も過ごしました。
火山が噴火しました。
それはそれは大きな噴火で、
噴煙は気流に乗ってインドネシアからインド大陸にまで及び、
一体が毒ガスと、積もった灰でほとんどの生き物が死に絶えたのです。
太陽の光は届かず、冷たい時間が果てしなく流れました。
おっきな隕石が落ちて来た事もありました。
しかしそのほとんどが、
私たちが今ある姿の要因ともなっているのです。
この星に起きたすべての事が、
もし起きなければ今の私たちはここにいないかもしれないのです。
そうして考えると、
今まで地球に起きて来た事が、今後再び起こらない保証はどこにもありませんよね。
考えれば、
明日、不意に隕石が飛来する確実も否定できないのです。
現実に、NASAのどこかの部屋では、落ちてくる隕石を事前に感知しようとする科学者たちが、
レーダーを駆使して日夜見はっています。
が、
その発見は非常に難しいと云います。
突然くるみたいですよ。
それに、
現在判明している、地球上で一番大きな火山の噴火として知られている、
インドネシアの火山を含めて、アメリカのイエローストーンとか、
地球内部で火山帯が繋がっているんです。
その火山がいつ連動して噴火を始めてもおかしくありません。
我が国では、大きな地震が起こるともう何年も前から、心配されていますよね。
なのに、
まだ、原発を動かそうと云うのですか?
この間の事故で、万が一のことが起きたら、どうなるのか、
判ったはずではないのですか?
この上まだ、使いたい放題の電気を使って、
不夜城で暮らしたいのでしょうか。
経済とか、不満とか、言ってる場合じゃないでしょう。
と思うんですけど。
霊鷲太母さんと云う方が、50年も前に記された本の中で、
「原子力はいかなる目的の為にも使うべきではない、」
「原子力を使う事、それ自体が災害だ」
などと仰っていますが、
その通りだと思います。
私たちの星、
人類が乗船し、宇宙に暮らすスペースシップ。
そのたどって来た道のりを振り返れば、天変地異の連続です。
あらためて、その歴史を辿る映像を見て、
一日も早くこの地球から、
原子力を使ったエネルギーが必要なくなる事を願う気持ちが強くなりました。
そろそろ一年のうちで一番寒い季節です。
空気が顔を切るように冷たい。
そんな中で、
こんなに力強く咲く花を見つけました。
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