こんばんは。
山里にも雪がちらつき始めていますよ。
気温もグンと下がって寒いけど、子猫たちは外で走り回っているようです。
元気いっぱいだ。
銀花は今日、三度目の氷の滝見物です。
昨日行った時、初めて見たときとずいぶん違うのに驚きました。
本当に瞬間ごとに形をを変えているのがよく分かるので、
定期的に観測すると面白いですよね。
三度目の今日はまた昨日とは違っていました。
その違いをお見せしたいところなんですが、
カメラが故障です。
あぁ、残念(ノ◇≦。)
悔しくてカメラを氷に向かって投げつけたいくらいでしたよ。
でもあんまり怒ると
怒りが彼に移って、今度は彼が私に怒り始めるといけないので止めておきました。
仕方がないです。
今日はこれからどんな氷の世界が見られるのか、
どんな素敵な写真が撮れるだろうかと、心ウキウキだったのに、
がっかりですよ、まったく。(-з-)
でもね写真に収める事よりもこの眼で見ることのほうが大事。
カメラがない分、二つの肉眼でたっぷりたのしもう。
o(〃＾▽＾〃)o
ということで、気を持ち直し、
自分達がたまに遊びに行く川へ行ってみることにしました。
秘密のスポットを二、三ヶ所めぐって見て気がついたのは、家の近くのあの滝のように素晴らしいのは、めったにないということです。
全面結氷に近い滝となるとどうしても北側の陽の射さない所になりますよね。
そうすると川の向こう側で近くまで寄れません。
素晴らしい場所はいくつかありましたが、やっぱりナンバーワンは皆さんにも紹介したあの滝です。
カメラはチップが問題なので近日中に街に買いに行けば問題解決なので、
あの滝はまた撮りにいけると思います。
あんなにバラエティに富んだアイスの文様というのか形状というのか、
他ではありませんでした。
でも最後に見た小さな滝では奇跡のような光景が私たちの目の前に現れたのです。
小さな水の流れが全面凍結している岩肌は、植物の周りやコケの表面に透明の氷が張っていました。
クリスタルガラスのように透明なツララも並んでいます。
私たちが透明のツララの前に立ったその時です。
それまで曇っていた空の雲が割れて、山と山の合い間からスーッと一筋の陽の光が射してきました。
透明なツララは光を受けて、虹色に輝き始め、岩肌を覆う氷の表面は光の乱舞でキラキラしています。
まるで天使が舞い下りてきたかのようでした。
カメラが使えないのがくれぐれも残念でしたが、
これは神様が私たちだけに見せてくださった物に違いありません。
世の中に飛び交う様々な情報に踊らされる事なく、自分達の感性で見つけたこの星の隠された「美」。
誰も知らない自然の美を、誰も眼を向けようとしない名もなき滝を愛でる心に対してのご褒美のメダルです。
この美しい光景が起こった一瞬の時間にその場に居合わせた事への感謝もこめて、
思わず手を合わせました。
この時の太陽からの贈り物が今日の収穫ですかね。
山を登ったり下りたり、氷の壁を乗り越えたり、今日は結構体も使いました。
さっき30分ほどセラケインでマッサージをしたので疲れも少しは軽減されたと思います。
今夜から明日にかけて雪の予報が出ていますが、雪をかぶってしまうと氷の表面の文様が隠れて見えなくなってしまいます。
雪よ、あまり降らないで・・・・(*^o^*)/~
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