家出をしていた愛しのネコちゃん、ユーキが昨日帰還しました。
そしてまた今朝出て行きました。
帰っては来たものの、ここは前にも増して、誰かの場所になっていたのかもしれません。
私達は、彼がリラックスできるように、子猫たちを全部外に出して、
ユーキが、落ち着いて休めるようにしてあげました。
虫でも食べて過ごしていたのでしょうか。
かなりやせています。
餌を食べるときも、ひどく警戒して落ち着きません。
ついこの間まで、子猫たちがいても普通のように見えていたのです。
でも、本当は嫌だったのでしょうか?
子猫たちも日ごとに大きくなってきて、
ユーキの我慢も限界に達したのでしょうか?
状況の変わりようにとても驚いています。
ユーキは、子猫たちのことをひどく怖がっているように見えます。
昨夜は疲れもあり、
お腹もいっぱいになったためか、
午後からはほとんど寝てすごしました。
夜には私の枕元にやってきて、久しぶりに三つの頭を並べて寝ました。
о(ж>▽<)y ☆
ところが、問題は朝起こったのです。
ユーキが布団から出て私を起こしました。
私はすぐにトイレだな、と察して、
一緒に階下まで行きました。
ひょっとして、ネコドアのロックがしてあるかもしれないからです。
ドアの向こう側には、
すでに子猫の八ちゃんが居るらしく、気配を感じてネコドアに近寄ろうとしません。
仕方がないので、裏の窓を開けてそこから出て行かせようとしても、
外を歩いている子猫の姿を見ただけでしり込みする始末です。
挙句の果てに、縁側のガラス戸をあけてやったとたんに、飛び込んできた八ちゃんに怯えて、奥の廊下のほうまで逃げて行きました。
廊下の角で震えているのです。
声をかけてなだめながら近づくと、
するりと私の足元をすり抜け、また、二階へ上がっていきました。
たちまち危険を察知した私は急いであとを追います。
あいつは行き場を失って、私達のベッドをトイレにしようとしているに違いないのです。
前にも一度そういうことがありました。
二階へ行くと、ユーキが寝ているつれ合いの背中にお尻を向けて座ったところでした。
私は、慌ててユーキを抱きかかえ、二階の窓から外へ追いやりました。
さあ、それっきりまた、どこへ消えてしまったのか、
どこにも姿が見えません。
呼んでも帰ってくる気配はありません。
はー。
またこの前と同じ。
最初に三日帰らなかったときも、三日ぶりに帰って、同じようにトイレに出られなかったのです。
あの時も私が窓から出してやると、それっきり6日間帰ってきませんでした。
どうも、また帰ってこないんじゃないかと思います。
でも、今度は前よりも少し暢気。
ユーキの様子を見るとかなり精神的におかしくなってるようですよ。
動物って、私達人間が考えるよりズーッと、繊細な心を持っていて、
傷つきやすいような気がします。
そして、特にネコは、プライドがとても高い生き物なんですね。
さてさて我が家のネコ騒動。
今後どう展開していくのか、気になるところです。
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