ピッ、ピ、ルルルルルルーッ
朝、雨の中アカショウビンが鳴いていました。
梅雨時の渡り鳥、入梅を知らせに来たのでしょうか。
天気予報が当たって、昨日は3時過ぎから雨になりました。
2回目の桑の実の収穫を始めたところで、雨が降り出し、作業は中止。
チーズケーキに200gほど入れたので、1キロ弱の実がジャム用になりました。
毎年、いろいろなジャムを作るので、経験は豊富です。
が、今回何気なく、ネットで桑の実ジャムの作り方をチェックしてみました。
ヾ(@^(∞)^@)ノ
作り方の最初に、桑の実を水で洗う。
と、書いてあります。
や、やめて・・・・・
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
桑の実を、水で洗ったら味も甘味もみな薄くなって、後は砂糖の甘さと、あの紫の色しか残らないよ。
そんな馬鹿な、、、、、、、、、
桑の実を洗うことは難しいし、大事なものを、みな無駄にするのは何のため?って言いたくなりますね。
桑の実はきれいそうなものだけピックアップします。
さらに、実についている細い緑の茎を、一つずつハサミか指でちぎり、その時に、ついているゴミをとったり、虫をよけたりするのです。
ひとつずつ、ていねいにチェックするので洗う必要はありませんし、洗う必要のない実を採るのです。
それに完全無農薬、空気もきれい、という環境の中で育っているのがはっきりしていますからね。
問題ないのです。
「桑の実ジャムは、そういった洗う必要のない果実が手に入った時に作りましょう。」
そんな注意書きとか、有っても良いですよね。
それでなきゃ、もったいないじゃないですか。
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
なにはともあれ、私の作り方をご披露しましょ。
昨日は870gくらいの桑の実がジャム用に残りました。
ケーキに使ったレモン汁の残りがあったので、それを使います。
桑の実は木によってそれぞれ違います。
というか違う種類の桑の実があるんですね。
昨日のとった木の実は大きくてしっかりしています。
これはなかなか実がくずれそうもないと思ったので、圧力鍋を使うことにしました。
何日も雨がなかったので、甘味ものっています。
こういうときの砂糖の分量は案外難しいものです。
今回、100g入れました。
マスコバド糖、ミネラルたっぷりの黒砂糖です。
レモン汁は、たぶん半個分くらいでしょう。
入れすぎるとすっぱいし、桑の実の味のじゃまになるので少し気をつけてね。
桑の実に、砂糖とレモン汁をかけ、1持間くらい置きました。
これは、砂糖とレモンが、桑の実の水気を引き出してくれるのを期待してのことです。
圧力鍋を使うので、水気が出ていたほうが良いかなと思って。
およそ1時間後、鍋を覗いてみると水分は殆ど出ていませんでした。
とてもしっかりした実なんですね。
なので、圧力鍋の圧がかかり始めてから、弱火で2分。
その後、自然冷却で圧が抜けたらふたを外して、煮詰めます。
圧力釜を使ったおかげで、ジュースもたっぷり出ているし、実も柔らかく殆ど煮とけてています。
イチゴと違って、桑の実はあんまりゴロゴロ実が残ると食べにくいのよ。
これからが、ジャム作り。
煮出した果汁を、煮詰めてジュースをジャムに変容させるというわけです。
ジャムは強火で煮詰めます。
水分をとばして、糖分とのバランスを逆転させるとジャムになると思ってください。
それに、レモンに含まれる、ペクチンが作用して冷めると少し固くなるのです。
昨日のジャムは、割とゆるめに作りました。
もっと煮詰めれば、固めのジャムにすることも出来ますよ。
強火ですからね、焦げ付かせないように竹べらで休みなくかき回します。
熱いんですよ、この仕事。(*^▽^*)
約900gの桑の実に対して砂糖100g使いましたが、ちょっと入れすぎたかもしれません。
甘さ充分な果実でしたから・・・・・
![ね](https://emoji.ameba.jp/img/user/mi/mikobuchi/2362120.gif)
結果。
中ビン2個と小ビン1個のジャムが出来上がりました。
私のジャムの保存法。
煮沸消毒したガラスの空き瓶を、オーブンで乾燥して、熱くしておきます。
ジャムが出来たら、熱いうちに、熱いビンの口までいっぱいに入れ、あらかじめ、ビンの口のサイズに切っておいたクッキングペーパーをあてて、その上からふたをキッチリ閉めます。
そして、ビンが冷めるまで逆さにして置いておくのです。
どうして逆さにしておいて置くのか。
それはですね。
冷めるときに、ジャムとふたの間に水滴がつきますが、保存中、その水滴にカビが生えることがあるからです。
冷めるまで、逆さにしておくことで水滴を避け、冷めてから普通に戻せば、隙間が出来ていてもカビの原因がないということなのです。
けれども、これは冷蔵庫内での保存用です。
お間違えのない様にお願いします。
常温で保存される場合は、脱気法とか、それようの保存の仕方をお探しください。
昨日の雨は、夕方には本降りになり、朝まで続いていました。
畑の野菜たち、ほっと一息つけたかな・・・
じゃ、(^-^)ノ~~
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