昨日は30度を超える暑さでしたね。
畑仕事の終わりに今年初の蕗を取りました。
葉っぱをちぎって、まだ少し細っこい茎を陰干しに。
そのまま夕方までおいてしんなりとさせます。
これは水気の多い蕗だからの下準備。
夜、寝る前に蕗をざっと水洗いして5cmくらいに切りそろえました。
沸騰したお湯に適宜、塩を加えて蕗を5分程ゆでます。
ゆでた蕗はざるにあけた後冷水に浸し、そのまま朝まで置きました。
朝、蕗を煮ます。
浸してあった水は捨て、蕗がひたひたに漬かるくらいのきれいな水をなべにいれましょう。
今日の蕗の量は片手で握るにはちょっと多い目でしたので、5,6cmくらいの昆布を三つに切って入れました。
それと小さめのタカの爪を一本。
材量が全部入った鍋を火にかけ、沸騰したらお酒を少しと砂糖、しょう油で味を作ります。
味となる砂糖としょう油のバランスはお好みです。
ただはじめに砂糖が多すぎると、甘さを消すのが厄介ですので砂糖の量は気を使ってください。
うんと甘く、濃く炊いてお菓子のような感覚でお茶うけに出してくださる家もあるんですよ。
自分が美味しいなと感じる味が出来たら、落し蓋をして15分ほど弱火で煮ます。
調味料は、後で加減も出来るのではじめは薄いくらいにしてください。
火を止めてから、鍋が冷えるまでそのまま置いておきます。
思い出したらまた鍋を火にかけて10分ほど煮ましょう。
その時に汁の量や味加減をチェックしてください。
こうして煮ては、冷ます、を何回か繰り返し、ゆっくり汁を煮詰めながら、調味料の味をしっかり蕗の中にしみこませるのです。
柔らかく甘辛く煮た蕗は、ご飯のお伴、お弁当の脇役、おにぎりのおかずといろいろと活躍してくれますよ。
我家では朝のパンと一緒にいただくことが多いです。
さて、今日もまた暑い日になりそうですが、我家の周りに咲く花をどうぞ。
藤の花が、満開を迎えようとしています。
そのすぐそばではまだサクラ草が・・・・
野いちごも花盛り。
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