2ヶ月も経ったのに。 | 星の輪ネットワーク

星の輪ネットワーク

金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

子猫たちは、それからバクバク食べるようになりました。


食べれば、出るのは自然の摂理。


初めてキャットフードを食べた翌朝、玄関の隅にあったクッションの上に、小さなウ○コがありました。クッションの上にするのが癖になると困るので、すぐに畑の土を持ってきて猫のトイレを作ってやると、教えたわけでもないのにちゃんとトイレを使うようになりました。


1週間程経ったある夜、一晩玄関の戸を10cmくらい開けておきました。
するとその夜から、ねぐらを変えてしまったのです。


しばらく姿を見ませんでしたが、えさは食べに来ていたし、トイレも使っていましたから、どこか近くに隠れているに違いないのです。


2,3日して家の東にある小さな道具部屋にいるのをみつけました。


その時に、初めて撮った写真がありますが、来たときに比べれば少し大きくなっていました。
私に居場所を知られて、猫たちはあまり嬉しくなかったのでしょうか。
それからまた引っ越したのか、その辺りから姿を消してしまいました。


何日か行方知れずでしたが、そのうち西端の倉庫の物陰で暮らしているのを見つけましたが、以来ずっとそこでくらしています。


2ヶ月たった今でも、彼らはとても慎重で、決して近くに来ようとしません。
が、それでも私たちの間は少しずつ少しずつ近くなってきています。


猫たちは私たちをよく観察しているのです。
観察しながら、「この人たち、悪い人じゃなさそう。ご飯もくれるし、追いかけてもこないし・・・」なんて思っているのかな。


毎晩夕食の頃には子猫たちも縁側のそばのやってきて、2匹でじゃれあっては遊びます。


その様子を見ていると、どうも猫たちも私たちの傍で遊びたいようなのです。


でも猫のほうから寄ってきて50cm、私たちのほうから歩み寄れば1メートルが今のところの至近距離の限界。
それ以上近寄れないし、触るなんてとても出来ません。


猫は来たけれど、あんなに可愛い猫たちをこの腕に抱いてなでてあげることも出来ないなんて、なんと淋しいことでしょう。もう2ヶ月も経ったのにね。

猫たちすっかり大きくなってます。


いったいいつになったら、この子達は心を開いて私たちのひざの上でくつろぐようになるのでしょうか。
今まで、いろんな猫をいっぱい飼ってきたけれど、こんな経験は初めてです。