みーこです
主な登場人物
私・・パート主婦57歳
ダンナ・・嘱託社員64歳
娘・・在宅自営業29歳
息子・・結婚して近くに住む
姑・・認知症85歳
ダンナの弟(義弟)
親戚(60代ダンナの従兄弟)
姑の友人(80代年下)
認知症の姑
症状が酷いのが短期記憶障害
でもまだ近所の人や
家族の名前や顔はわかるから
本人はそれほどだという自覚なし
そして家族に対しては
ボケておかしな事を毎日言うくせに
外だとスイッチが入るのか
急にシャキっとして別人になります
デイの送迎スタッフにも
「今日は天気がいいよね~」とか
積極的に話しかけフツーを装いますが
毎日毎日
「ずっと見てたのに今日はこっちから来たのか」と
確認グセが止まらないので
十分にバレてますけど
隣に同世代80代夫婦が住んでいて
またパウンドケーキをいただいたみたい
↓
その時の姑
窓越しに足くんで座っちゃって
「あ~悪いわね~奥さん元気にしてる?」とか
上目線でまた話すわけです
「みーこちゃん!○○さんがくれたよ!」
「あ~前にもらって
お義母さんが全部食べちゃったやつね」
嫌みを言っても分からず笑う姑
そうだ、嫌みは理解できないヤツだった・・・
「ここに置いておくからあとで切って」
そう言って今回はリビングに置いていった
そして10分くらいして
ダンナが帰ってきました
「これ、どうしたの?」
「隣の○○さんがお義母さんにくれたのだけど、
本人に聞いてみて」
ダンナは姑の部屋に行き
「これ、誰にもらったの?」
まだ10分くらいしか経ってないのに
「え?知らない」
今さっき、エラそうに会話してたじゃん
「○○さんにもらったんでしょ」と言うと
「あ~そうそう、思い出した。そうだった。
○○さんのダンナさんが来て置いていったんだ」
忘れたのをごまかすように
聞いてないのにそのシチュエーションまで説明する
まったく、だから書いておけばいいんだけど
本人はそれで困ってないから
するわけないか
また5分経ってダンナが
「これ、誰にもらったの?」
「え?知らないよ」
「○○さんでしょ」
「・・・そうだった!○○さんが来て・・」
そしてまた5分後
「これ、誰がくれたの?」
「知らない」
まるでコント
5分くらいでこんなにスッキリと
忘れてしまうんですねぇ・・・
そりゃ、目の前にあってもわかるわけないよね
それにしても短期記憶障害、恐るべし