「退職までの8年間」
私は公的機関の非常勤として
勤務していました。
その間にあった出来事を綴っています。
よろしかったらお読みください。
私は2009年8月、ハロワに非常勤として採用された。
職業相談の経験があり、キャリアコンサルタント(民間認定)資格があったのと、リーマンショックによる大量採用の恩恵に預かった。
2014年4月、私は自治体に常設している窓口に異動した。
生活保護受給者等を対象に、保護課において就職支援をするという、国・自治体連携事業の一つである。ゆえに一般の方には周知されず、職場内でも知らない人が多い。
常設窓口は非常勤2人で運営する。
指示命令は本部から受けるから、ちょっと請負に似ている。
昨年から設置されたが、配属されたのは非常勤おじさん2名。この2人、性格が合わず、保護課の評判も悪かったため、1人のおじさん、65歳を機に退職。
2人でずーといるので気が合わないと地獄
仕事内容は区役所から依頼された人を就職させること。
依頼手順は
ケースワーカー区の就労支援員常設窓口
生活保護受給者には必ず担当ケースワーカーがつくが、就労可能な人には就職サポートのために就労支援員(非常勤)がつくことが多い。
常設窓口(別名SC)は更なるプラスアルファの就職支援となる→ホントかよ
行く前から「この区、ヤバイよ」「あのおじさんとは無理!」「あそこだけは行きたくないわ」と散々聞かされてきた。
何がヤバイかわからないが、あのおじさんは嫌だったので、打診されたとき「あのおじさんと一緒は嫌です」と言った。その返事は「あのおじさんじゃないです」「別の方になります」
しかし蓋を開けたら「あのおじさん」
やる気なくて仕事できなくて、ダメダメおじさんだったけど、いつの間にか角が取れていてそこまで酷くなかった。
それより保護課の刺々しい空気の方が苦痛だった。「よそ者」「疎外感」を感じる雰囲気は、前任者が1年かけて作ってきた結果だった
当時の心境(内容が重なりますが)↓