皆さん、こんばんは。
先週、金曜日の深夜、悪夢のような出来事が私を襲いました。
鹿さんと衝突しました。
金曜の深夜、天の川を撮りに支笏湖へ向かう道中、ｶｰﾌﾞを曲がった先で、鹿さんがｻﾌﾟﾗｲｽﾞ登場。
見通しのないところでの事故だったので、衝突した瞬間は何が起きたのか分かりませんでした。
ﾊﾞｯｸﾐﾗｰを見ると後方に吹っ飛んだ鹿さんがﾑｸｯと起き上がってﾀﾞｯｼｭで離脱。生きてて良かった。
鹿さん丈夫と聞いてたけど本当っすね(；´∀｀)
（でも大丈夫かな）
愛車ちゃんのﾀﾞﾒｰｼﾞは
・ﾌﾛﾝﾄﾊﾞﾝﾊﾟｰ破損
・ﾎﾞﾝﾈｯﾄ盛大に凹み
・右ﾍｯﾄﾞﾗｲﾄ軽微な破損
・ﾌﾛﾝﾄｶﾞﾗｽに少し傷
・幌に擦れあと
という感じ。ﾎﾞﾝﾈｯﾄが跳ね上がるｱｸﾃｨﾌﾞﾎﾞﾝﾈｯﾄは作動せず、大事には至りませんでした。
自走にも問題はなし。ｵｰﾅｰの心はﾌﾞﾚｲｸしましたが。
うちのﾛｰﾄﾞｽﾀｰは同じﾛｰﾄﾞｽﾀｰ乗りが引くくらい過保護に扱われています。
ﾛｰﾄﾞｽﾀｰが傷つけられる、事故で破損する、そういった夢をいったい何度見たことか...それが現実になるなんて...
しかし、今回の事故は鹿さんのせいではなく、どっちかてと自分自身の落ち度でした。
落ち度その① 夜中に支笏湖〜洞爺湖は近寄るべからず、の禁忌を犯す
これまで複数のﾛｰﾄﾞｽﾀｰ友達が支笏湖〜大滝〜洞爺湖の周辺で夜に動物との衝突事故にあっています。
それでわたしは心に決めました。支笏湖〜洞爺湖の周辺を夜に走るのは避けよう、と...。
しかし、今回は天の川見たさに「支笏湖への1時間の道のりなら大丈夫だろう」と出発してしまいました。
友人たちの経験を無駄にしてしまった(T_T)
落ち度その② 天の川撮影を急に思い立った
天の川撮影は自分の場合、遅くとも撮影の当日昼頃までには撮影をするか否かを決めます。
しかし、事故当日、昼の予報は夜くもりで天の川撮影は考えていませんでした。
ところが、23時半頃、Twitterを見ていたら「天の川がきれい」みたいなのが...！
いてもたってもいられず急いで準備して出発したのが日をまたいだ頃。ﾋﾟｰｸの1時に間に合うように急いでいました。
無理せずに撮影を見送っていたら...
もしもっと念入りに情報をﾁｪｯｸして日が沈み切る前に出発していれば...
いつもと違うことをする。そこに落とし穴があるってわけです！！
ちなみにこちらが愛車を傷つけてまで撮った天の川↓
当然、意気消沈していたので全然まじめに撮らずに帰ってきました。
湖面は凪いでいて、星が反射し、天の川もめっちゃきれいでした。最高の条件でした。悔しい。
しかし、不幸中の幸い、いや不幸中の超幸い、なんなら奇跡と言ってもいいようなことも同時に起こっていました。
奇跡① 事故直前、なぜか幌を閉めた
この日は夜もそんなに寒くなく、途中まで夜のｵｰﾌﾟﾝﾄﾞﾗｲﾌﾞを楽しんでいました。
ところが事故の１５分ほど前、なんとなく気乗りしなくなってきて幌を閉めたのです。それまでに気持ちよく走っていたのになぜか風切り音が気になって。
跳ね飛ばされた鹿さんが幌をこすっていった跡がありました。もし、あの時、幌を閉めていなかったら...
あ、あ、ありがとう、ご先祖様...
奇跡② 保険を変えていた
先月、わたしは転職の関係もあって車両保険の会社を変えました。これまで保険を使うような事故にあったことはなかったのですが、せっかくなので保証範囲が自分向きなところに変えようと思ったのです。
この判断が正解で変えた先の保険会社が動物との事故もｶﾊﾞｰしていたのです。そんなことまでは知りませんでした。
（通常、車両保険は動物との衝突は保証していないらしい）
ﾛｰﾄﾞｽﾀｰちゃんの修繕には細かいのも含めると総額９０万近く。もし保険を変えていなかったら...
奇跡③ たくさんの人が励ましてくれた
SNSを通して、夜中だったにも関わらず、たくさんの人が励ましてくれました。こうしたら、ああしたら、とｱﾄﾞﾊﾞｲｽもくれました。
また、彼女さんも凄い気を使ってくれて色々と助けになってくれました。
おかげさまで自分でもﾋﾞｯｸﾘするくらい、すぐ復活(*^^*)
ﾛｰﾄﾞｽﾀｰちゃんは今も入院中...
きれいになって、早く戻ってきてね。
今回の事故で得た最大の教訓、それは...
安心・安全なドライブは出発前の準備から。