さらばK-S2。君を忘れはしない。 | Have Fun!

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函館在住。
愛車はロドスタくん、愛カメラはペンタちゃん。
ドライブ・写真中心のブログです\(^o^)/

皆さん、こんばんは。

 

本日のお題は前回の宣言通り、友達の元へドナドナしていった、わたしが初めて手にした一眼レフ、「K-S2」のお話です。

 

K-S2と共にキットレンズだった18-50mmと50-200mm、単焦点の50mmとシグマの超広角10-20mmが旅立ちました。

友達はいきなりフルセットで一眼ライフを始めているわけです笑

 

 

私がカメラを買おう、と思い立ったのは4年前。きっかけは、

幼馴染が結婚するので、それを記録したい、という思いからでした。

 

幼馴染は家族より家族として育ったやつだったので、自分としても本当に嬉しかったのです。

 

この時にうまく撮れるよう、カメラのことを勉強して、色々試し撮りしているうちにカメラ自体好きになった、というわけです。

 

 

調べてみたら、一番最初に撮ったのはこの1枚。マニュアルで撮ったわりには頑張っているじゃないですか笑

 

 

K-S2とはとにかく色んなところに行きました。APSの携行性を活かして登山カメラとしても大活躍。

富良野岳の雲海写真は今でも好きな1枚です。

 

十勝岳では18-300mmの便利ズームが大活躍。こいつは今回、その便利さゆえに残しましたが、出番はあるだろうか...

 

K-S2を使用していた頃はシグマの10-20mmのインパクトが大きくて、多様していましたね。

振り返ると今よりも純粋な風景写真が多いなぁと思います。

 

 

最初は目も当てられなかった星景写真も

 

アストロトレーサーを使って、ちょっといい感じに撮れるところまで行きました。

 

 

絶景続きの道北の旅でもたくさん写真撮りました。

 

 

2019年2月にフルサイズのK-1Ⅱを購入。サブ機となって、出番が激減...と思いきや

函館引っ越し時、購入間もないK-1Ⅱさんと一部のレンズを海で砂まみれにし、修理の間、ピンチヒッターとして大活躍しました笑

 

 

ちょっとした街歩きや

 

望遠が必要なシーン

 

K-1Ⅱを撮る時に

 

はてはバリアングル液晶を活かして、転職活動の証明写真作りにまで駆り出され笑

 

K-S2さんはサブ機として、大活躍。

 

 

しかし、K-1Ⅱと比較した時、ファインダーやシャッターフィールが劣ることで、撮っている時の楽しさに差を感じるようになりました。

望遠側を使うにもセレクトエリアの少なさ等、AFが厳しいこともあって、使い続けるにはちょっと...

 

そんな時に同じAPSでありながらも性能は遥かに上でK-1Ⅱ並かそれ以上の楽しさも提供してくれそうなK-3Ⅲを購入したことで、本格的に出番がなくなることが確定。友達の元へ旅立ちました。

K-1Ⅱ+K-3Ⅲの物撮りやちょっとした撮影に使うことも考えたんですが、それよりかは友達のところで引き続き、活躍してもらいたいな、と思ったのです。

 

 

 

だってK-S2さんは自分にカメラの楽しさを教えてくれた最初の友ですからね。

 

確かにK-1ⅡやK-3Ⅲのようなハイエンドに比べれば多くの部分で劣ります。

しかし、初めて「カメラを買おう」と思ったときの自分は20万も30万も払う気なんてなかったのですから、K-S2がいなければ自分がカメラの世界に踏み入ることなんてありえなかったと思います。

 

レンズ交換式カメラが発展著しいスマホカメラに唯一絶対的に優位性があるのは「ファインダーをのぞき、シャッターをきる体験」です。

不思議なもので、少なくない人がこのプロセスをはさむことで、スマホカメラよりも遥かに多くの写真を撮っちゃうんじゃないかと思います。それは一眼カメラの方が写りがいいから、ではなく、この体験が「楽しい」からではないでしょうか。

 

K-S2がなければ、自分はこの体験に出会えなかった。写真という生涯を通して続けられる趣味に巡り会えなかった、そう思うと感謝せずにはいられません。

 

その後、大散財の原因でもあるとはいえ...笑

 

 

すでにK-S2は友達のところで車の写真とかを撮っているようです。

 

ありがとう、相棒。達者でな。