〜前回のあらすじ〜
十勝岳山頂まで難なく登ったオレ。時間も時間なので、帰ろうか、と思った矢先、美人さんが美瑛岳に行くのを見て、縦走決行。
やましい気持ちの果てに美瑛岳が出した答えは・・・!!
何も見えねぇ!!!!!!!
五里霧中とはこのことですね。
縦走決行からわずか10分。
Aクイック天罰。
しかも、ご覧の通り、縦走のルートが分かりにくい。というか無い。
しかも、足元は泥々。登山靴に泥がついて、重い重い。
や、やばいぞこれは・・・(本気で迷い、文章以上に焦りました)
しかし、この状況を救ったのも何を隠そう、先行していた父娘のお二人でした。
遠目に何とか二人を発見。幸いにも自分とほぼ同じペースで歩いていたので着いていくことが出来ました。
つまり美人さんを追っかけて行ったら、まんまと迷い、挙げ句その美人さんに救われる、という抜群のカッコ悪さを発揮したわけです。
なんとかガスを抜けました。足元は泥から砂?地帯へ。ここは下りだから楽。
美瑛岳→十勝岳ルートで登ってくる人いたけど、すげぇな、おい。
ガスは抜けても難所が続く。
美瑛岳は遠目に見た印象と違い、完全にガレ場オンリー。
ルートもわかりにくく、本日2度目のどうやって登るの?状態。
今回の登山ではGoProを導入。
これ、一応、縦走路歩いてんだよ(;・∀・)
足を一歩踏み外したら状態・・・。
迷いながら、先行する二人を探しては着いていく・・・。どうやら登ったことがあるのかスタスタ歩いてく(;´∀`)
美瑛富士方面。文句ばっか言っているけど、縦走ルートは絶景のオンパレードでした\(^o^)/
そいや美瑛岳からさらに美瑛富士へ縦走する人もいるらしい。アホだな(褒め言葉)
なんやかんやあったが、結果的にはコースタイム通り到着。頂上でようやく父娘のお二人に追いつき、深く感謝しました(´;ω;`)
お礼にキットカットいっぱいあげた(´;ω;`)
確かにカッコつけようとして、縦走し始めたのですが、そうでなくても十勝岳山頂到達が早ければ美瑛岳縦走は元々のプランなので実行していたでしょう。
しかし、それでも結局危なかったと思う。
というのも、今回は事前のルート確認をちゃんとしていなかったから。これに加えてスタートも遅かった。
父娘のお二人は普通に登山をしていたと思いますが、このお二人がいなかったら間違いなく、ルートを誤り、日が暮れ、遭難していました。
ここまでちょっとフザケた内容でしたが、実際は準備不足とあまりの浅はかなさ、アホさに結構落ち込み、そして反省した(..)
美人さんを追っかけて、遭難して死亡。なんて末代までの恥もいいところ(子どもいないけど)
日没まで時間もないし、美瑛岳の山頂は写真休憩のみで下山開始!
ちょっと降りたところから美瑛岳。堂々とした山容。
下山道は分かりやすくて、スタスタ
とはいかず・・・。この切れ目どうやって渡るんじゃ・・・。
え・・・(;・∀・)
怖い・・・(;・∀・)
反対側はロープで登りました。ロープの方が登りは簡単。
下りは元々苦手なこともあって、大幅にタイムロス。標準コースタイム2時間半をなんと1時間オーバー。
なんせ下りは母ちゃんより遅い。
しかし幸か不幸か、十勝岳・美瑛岳分岐まで来ると美しい光景が広がっていました。
望岳台にてちょうど夕暮れ。
図らずも、今年最高の夕焼けベストショット。おバカなことして散々苦労しましたが、思わぬ副産物(;´∀`)
終わってしまえば、天気に恵まれ、写真もいっぱい撮れ、山への畏怖の念も蘇り、オールOKな登山だったぜ!!(すっとぼけ)
いつまでも帰ってこないオーナーを待っていたロドスタくん。
最後は白銀荘でお風呂入って冷えっ冷えのコーラのんで、桂沢湖でbBと競争しながら帰りました\(^o^)/