第1話【タッグ戦〈フェニックス〉】 | みこの冒険日記-リターン-

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五界に届いたバトルフェスタの招待状を受け、むことめこは惑星アスタリスクにやって来た。




むこ『バトルフェスタにエントリーしに来ました』




受付『バトルフェスタ。"フェニックス"ですね。
これはタッグバトルになります』





受付『ペアは居ますか?』






めこ『俺だ』





受付『畏まりました』





数分後。





受付『エントリーが完了しました。
バトルフェスタ開催は明日です。
惑星アスタリスクには宿も有りますので、そちらをどうぞご利用下さい』







。。。






そして、明日。
バトルフェスタ フェニックス開催!




ワーワー!





むこ『凄い盛り上がりだね』





めこ『五界統一トーナメントを思い出すな』







ティナ『よぉッ!また宇宙中から強者が集まってくれたみたいだなッ!
お前らのバトル…期待してるぜッ!』




ティナ『司会進行及び審判はこの俺、ティナが務めさせて貰うぜッ』





ティナ『それじゃ、早速トーナメント表といこうじゃねぇかッ!
今回のバトルフェスタはフェニックス…タッグバトルだ!』





トーナメント表が映し出された。



1回戦。
(第1試合)



スズナ&ユウト vs ジャランコ&ライリュー





スズナ『ユウト。お前とペアを組むことになるとはな』





ユウト『そうだね……スズ』





ユウト『バトルフェスタのチャンピオンマスターとして、優勝する為に力を貸して貰うよ』




スズナ『私は…アニマさんの命令に過ぎないがな』





ライリュー『おい、ジャランコ。いきなりチャンピオンマスターのユウトだぜ(汗)』




ジャランコ『マジかよ(汗)』





(第2試合)




ブロス&メルサルプシュ vs エモ&フルート




メルサルプシュ『ブロス様。この大会であなた様の力を知らしめて下さいよ』




ブロス『無論だ。俺に敵う生命体等この宇宙には存在しない!』





エモ『フルートさんだっけ?よろしくね』




フルート『ええ。こちらこそよ』





(第3試合)




ゴルノプス&ディスランス vs エルネ&ミラ




ディスランス(希望の神ヘカテリスは何処でしょうか?)




ゴルノプス(希望の神ヘカテリスを殺すのが俺たちの目的だ)





ミラ『エルネ。私たちのパペットの力を試すわよ』



エルネ『うん。任せてー!』





(第4試合)



オウフェリア&シルビア vs 榊夜&みーにゃ




オウフェリア『…。』




シルビア(オウフェリアさん…無口だなぁ)





みーにゃ『榊夜さん。ユウトさんとは一応準決勝で当たるブロックのようですよ!』




榊夜『そのようだな。
ユウト…奴にリベンジを果たすためにここへ来た!』




榊夜『今日は付き合わせて済まない。みーにゃ』




みーにゃ『いえ…』





(第5試合)




タンクトップトレーナー&ハクザン vs セッケンマン&阿修羅クワガタ




タンクトップトレーナー『優勝して、俺のタンクトップを世に広めてやる!』




ハクザン(コウゲツに勝った奴は今日参加してるのか?)





セッケンマン『下等種族共にこのセッケンマンと渡り合える奴が居るのかねぇ』





阿修羅クワガタ『調子に乗ってるみてぇだな、お前』





(第6試合)




ガラード&千有天羅 vs アイアンバール&ダークジャイアント





ガラード『ユウトと決着を今日こそ!』




千有天羅『やっぱりバトルフェスタはいつ来ても愉快じゃ愉快じゃ♪』





アイアンバール『敵の破壊…それのみが強さの証明である』





ダークジャイアント『大会ってのが面白そうだから参加してみた』





(第7試合)




ウルーネ・ウルサイッス&プリムラ・ウルサイッス vs ガロー&ゴールドファング





ウルーネ『今日こそユウトにリベンジだぜ!』




プリムラ『頑張って!お姉ちゃん』





ゴールドファング『ガローよ。あまりはしゃぐで無いぞ』




ガロー『うるせぇよ。ジジィ』





(第8試合)




むこ&めこ vs 旋風のマッハ&オーガサイボーグ





むこ『僕らは最終戦みたいだね』





めこ『奴等が俺たちの対戦相手のようだな』





マッハ『フッ。我が暗殺の術を試せる相手だと良いんだがな』




オーガサイボーグ『俺の目的はアイアンバール…奴の破壊だけだ』





そして、モニターからバトルフェスタの様子を見ているのは、二人の人物。





アニマ『五界のメンバー。招待状を受けてくれたようだ』




アニマ『オリオン。よーくあのむことめこの戦いを観察しておけ。
あの二人は五界戦力の要でもある、ダイヤの所持者だ』





オリオン『はい。アニマさん』






ティナ『最初にルールだけ簡単に説明しておくぜッ。
フェニックスのルールも個人戦のリントブルスと同じくシンプルッ。
相手タッグを倒した方が勝ちだッ』




ティナ『降参も可能だが、降参を宣言した方が離脱するだけで、降参も宣言してない方が居た場合はそいつは残留する形だッ』




ティナ『その他の判定は審判である俺がジャッジをするぜッ』




ティナ『タッグ戦だから、コンビネーションが重要視される大会だッ。
お前らのバトル…期待してるぜッ!』





ティナ『それじゃ、早速始めようかッ!』





ワーワー!






ティナ『1回戦、第1試合…スズナ&ユウトvsジャランコ&ライリュー。ッ』





ティナ『スズナ、ユウトは惑星アスタリスクからのエントリー、ユウトはかつて3つのバトルフェスタを制したチャンピオンマスターでもあるなッ!』




ティナ『対するジャランコ、ライリューは異世界からのエントリーだッ』




スッ。



選手がバトルフィールドへ。





ユウト『君は下がっててね』




スズナ『加勢が必要な際は呼べ』





ユウトだけが前に出た状態になっていた。





ライリュー『いくら何でも俺たちを舐めすぎじゃないかな?』





ユウト『舐めているよ?君たち程度…俺一人で十分だって事だよ』





ジャランコ『ほざけえぇ!』





ティナ『バトル開始ッ!』





バーンッ!!





ユウト『…。』





ライリュー『がっ…』





ジャランコ『ぐえ…』





開始早々、ライリューとジャランコは吹き飛ばされていた。
ユウトが高速でパンチを繰り出したのである。





ティナ『速攻の決着ッ!
勝者、スズナ&ユウトッ!!』





スズナ『お疲れ』




ユウト『全然疲れてないよ?(笑)
ウォーミングアップにすらならないから嫌だな~』






バトルフェスタ フェニックス、開幕する!









次回へ続く!
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