ハッカドールに追い詰められるなか、カナの姿が変化していた。
ツトム『カナの別人格、ミナ…だと…?』
ミナ『(コクリ
ハッキングに異常な熱意があったカナは自分をもプログラムに変化させる術を身に付けました』
エイジ「それはまさか…“タマシイの変化”では?」
ミナ『そうです。タマシイの力を使って、存在自体を変化させる能力者が存在する…カナはそれが使えたのです』
プラント『色々あるのね…タマシイの力って』
ミナ『はい…カナと違って、私は戦闘タイプなので、実力には自信がありますよ』
ミナ『いきます…「ハッカー」!』
ドーン。
ミナ『続いて…「ウィザード」!』
ドーン。
ツトム『セカンド…!カナは使えないが、ミナは…。カナの言っていた特別とはこういうことだったのか』
ミナ『殲滅します。「オープン・ソース」!』
バーンッ!!!
ハッカドール『ぐわっ…』
ミナの技は、ハッカドールの体内が抉じ開けられる威力だった。
ハッカドール『ヤバイ…修復しないと…』
ミナ『遅いです』
ハッカドール『くっ…』
テン『強い…!』
アキラ『戦闘に特化している奴のセカンドはアステロイド様にも…つまりビッグバン・ゴッドに匹敵するみたいだしな』
ミナ『チェックメイトです』
ハッカドール『私は……負けない…!』
ドーン。
ハッカドール『「捗るシンクロ」』
シューウ…
ユキ『やっぱり!ハッカドールも、セカンドが使えたんだわ』
ミナ『体力も回復している…!』
ハッカドール『チェックメイトはそっちです…「捗らせちゃいますよっ!」』
ビーィー!!
ミナ『くっ…』
バーンッ!!!
次回へ続く!
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