Dead,but Alive全ステージ終了!
2週間ぶりくらいに家でまったりブログを書いているmikoです、こんばんは。
わたしの出演した舞台「Dead,but Alive」が昨日千秋楽を終えまして、
これで全ステージが無事に終了しました!
応援してくださった皆様、そしてご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!
お陰様で全ステージ満席で、キャスト、スタッフ一同嬉しい悲鳴をあげておりましたw
わたしにとっては今回が2回目の舞台で、更に言えばシリアスな芝居は初めての経験。
専門学校や養成所で基礎をしっかり学び、現場経験を多々積んできている本物の役者さん達に囲まれての芝居で・・・基礎を学んだ経験なんて全くなく(まあ、普通の大学の文学部卒ですしねw)、舞台の現場経験も一番少ないわたしは役者さん達に遅れをとらないよう、足を引っ張らないようにしなきゃという思いでいっぱいいっぱいで、最初は不安で仕方なかったなあ。基礎を全く知らないという事実がコンプレックスにならないと言ったら、やっぱりどうしてもそこは嘘になってしまうので。
自分の技術不足な部分、至らない部分を感じる場面が申し訳ないくらい多くあったのですが、
1回目の舞台から自分の成長した部分を感じるところもあって、そこはちょっと嬉しかったり。
1回目の舞台は自分の台詞を間違えない事、しっかりやりきることだけで正直精一杯で
他の人の事を考えている余裕が本当に全くなかったのですが、
今回は他のキャストやスタッフのミスがあったときに、なんとかカバーしないとと考える余裕ができていて、少しは周りの事を見る余裕が出てきたのかな、なんて思っています。
主 宰 に 騙 さ れ て 複数ヒロインのうちの1人、森下アカネを演じることになりましたが、素晴らしいキャスト、スタッフに恵まれて楽しんで演じる事ができました。みんな本当にありがとう。
主に、来てくださった方向けに裏話でも。
ちょっと前のブログでご紹介した、共演者の鈴木幸生さん、中島奈津美さんとのシーンの話でもしよっかな。
この3人は同じレストランで働いている上司と部下で、ゆきおちんが上司の増田役を、
わたしがパティシエの森下役を、なつんが森下の同僚の川島役を演じておりました。
森下は増田のセクハラを受け、更に同僚達からは身体を売って出世を勝ち取ったと噂されて
両者から追いつめられて職場で居場所をなくしていく不遇なキャラクターなのですが
(公演終わったからやっと言えるー!!!w)、
普段は温厚でしっかり者で、当然ながらまったくそんなキャラではないゆきおちん、
最初の頃の稽古ではセクハラのシーンに遠慮が見えていて
わたしが「もっと遠慮しないで近づいて攻めてくれ!セクハラかもんかもん!!!」と言って
稽古の段階では森下が増田に半ば逆セクハラ状態でした(笑)。
小屋に入ってからの稽古では割と本気で森下が増田を嫌がれるようになったのですが、
ゆきおちんが「本気で嫌がられるようになって、増田としては嬉しいんだけど俺としてはちょっと寂しいw」なんて言ってくれたりw
なつんとの言い合いのシーンは、最初の頃はなつんが上手く嫌味を出す事ができず、シーンが成立しなくてダメ出しを受けたりもしていたのですが、「mikoさんが好きで森下を嫌いになれない・・・」となつんw
「お願いだから3分間だけわたしを嫌いになってくれ!w」なんて言ったのですが、正直なところ相当嬉しいと思ってしまったわたしなのでしたwなつん本人は川島のキャラからは割と離れていて、とっても素直でよく笑う子なのです。
そんな森下さんは「もっとか弱い女を演じて!ちょっと森下強すぎてセクハラに余裕で勝てそうw」と最初の頃何度も監督からダメ出しを食らいましたw素のわたしのキャラが出てしまっていましたね・・・w
当たり前なんだけどみんなキャラが役と違って、みんなの素を知っているわたしとしては面白いです。
劇中では険悪な仲でしたが普段はみんな仲が良くて、稽古後の食事は本当に楽しい!
見に来てくださった方から、わたしは「セクハラされる役でびっくりしたw」と言われたのですが、
それをゆきおちんに言ったら「俺はセクハラする役でびっくりしたって言われたw」とのことw
何度も話し合いを重ねたこのシーンは、どの公演でも安心して演じる事ができたなあ。
それから、森下が尊敬する元上司、ハルヒコさん。演じたのは中矢翔武人さんなのですが、
まあコイツとのシーンはトラブルが多かった!!!!w
miko演じる森下「行きましょ!」
※ここで本当は電話の音が鳴る。
かぶと演じるハルヒコ「・・・」
森下「・・・」
ハルヒコ、森下「・・・(電話の音が鳴らねええええええええええええええええええ!)」
とかw
勿論トラブルがあってもその場の状況に合わせて芝居を進めなきゃならないのですが、
ちょっとヒヤヒヤしたよね!w
お互い無断欠勤して食事に行くシーン、
舞台の前の方でお互いの会社の人が無断欠勤をあーだこーだ言うところで
中央テーブルでアクションだけをする指示のでている我々の小声での会話は
miko「音鳴らねええええええwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
かぶと「いやマジびっくりした・・・w」
miko「できないけどさ、わたし口でマナーモードの音やろうかと思ったわwwwwwww」
かぶと「ていうかもうどっちにしろマナーモードだった設定にするしかないだろwwwwwww」
でしたw
そんなかぶと、あー見えて実はわたしよりも年下なのですが
(芝居上ではかぶとが年上の設定です。ちゃんとそう見えていたらいいな!)
開演前に一人一人に声をかけて緊張をほぐしたり励ましたり、
舞台上で起こってしまったトラブルをしっかりカバーしてくれました。
今日お話するのはそんなところかな。
ご来場下さった皆様、そしてスタッフ、キャストのみんな、
本当に本当に幸せな時間をありがとうございました!
またみんなで何かできたらいいな!
わたしの出演した舞台「Dead,but Alive」が昨日千秋楽を終えまして、
これで全ステージが無事に終了しました!
応援してくださった皆様、そしてご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!
お陰様で全ステージ満席で、キャスト、スタッフ一同嬉しい悲鳴をあげておりましたw
わたしにとっては今回が2回目の舞台で、更に言えばシリアスな芝居は初めての経験。
専門学校や養成所で基礎をしっかり学び、現場経験を多々積んできている本物の役者さん達に囲まれての芝居で・・・基礎を学んだ経験なんて全くなく(まあ、普通の大学の文学部卒ですしねw)、舞台の現場経験も一番少ないわたしは役者さん達に遅れをとらないよう、足を引っ張らないようにしなきゃという思いでいっぱいいっぱいで、最初は不安で仕方なかったなあ。基礎を全く知らないという事実がコンプレックスにならないと言ったら、やっぱりどうしてもそこは嘘になってしまうので。
自分の技術不足な部分、至らない部分を感じる場面が申し訳ないくらい多くあったのですが、
1回目の舞台から自分の成長した部分を感じるところもあって、そこはちょっと嬉しかったり。
1回目の舞台は自分の台詞を間違えない事、しっかりやりきることだけで正直精一杯で
他の人の事を考えている余裕が本当に全くなかったのですが、
今回は他のキャストやスタッフのミスがあったときに、なんとかカバーしないとと考える余裕ができていて、少しは周りの事を見る余裕が出てきたのかな、なんて思っています。
主に、来てくださった方向けに裏話でも。
ちょっと前のブログでご紹介した、共演者の鈴木幸生さん、中島奈津美さんとのシーンの話でもしよっかな。
この3人は同じレストランで働いている上司と部下で、ゆきおちんが上司の増田役を、
わたしがパティシエの森下役を、なつんが森下の同僚の川島役を演じておりました。
森下は増田のセクハラを受け、更に同僚達からは身体を売って出世を勝ち取ったと噂されて
両者から追いつめられて職場で居場所をなくしていく不遇なキャラクターなのですが
(公演終わったからやっと言えるー!!!w)、
普段は温厚でしっかり者で、当然ながらまったくそんなキャラではないゆきおちん、
最初の頃の稽古ではセクハラのシーンに遠慮が見えていて
わたしが「もっと遠慮しないで近づいて攻めてくれ!セクハラかもんかもん!!!」と言って
稽古の段階では森下が増田に半ば逆セクハラ状態でした(笑)。
小屋に入ってからの稽古では割と本気で森下が増田を嫌がれるようになったのですが、
ゆきおちんが「本気で嫌がられるようになって、増田としては嬉しいんだけど俺としてはちょっと寂しいw」なんて言ってくれたりw
なつんとの言い合いのシーンは、最初の頃はなつんが上手く嫌味を出す事ができず、シーンが成立しなくてダメ出しを受けたりもしていたのですが、「mikoさんが好きで森下を嫌いになれない・・・」となつんw
「お願いだから3分間だけわたしを嫌いになってくれ!w」なんて言ったのですが、正直なところ相当嬉しいと思ってしまったわたしなのでしたwなつん本人は川島のキャラからは割と離れていて、とっても素直でよく笑う子なのです。
そんな森下さんは「もっとか弱い女を演じて!ちょっと森下強すぎてセクハラに余裕で勝てそうw」と最初の頃何度も監督からダメ出しを食らいましたw素のわたしのキャラが出てしまっていましたね・・・w
当たり前なんだけどみんなキャラが役と違って、みんなの素を知っているわたしとしては面白いです。
劇中では険悪な仲でしたが普段はみんな仲が良くて、稽古後の食事は本当に楽しい!
見に来てくださった方から、わたしは「セクハラされる役でびっくりしたw」と言われたのですが、
それをゆきおちんに言ったら「俺はセクハラする役でびっくりしたって言われたw」とのことw
何度も話し合いを重ねたこのシーンは、どの公演でも安心して演じる事ができたなあ。
それから、森下が尊敬する元上司、ハルヒコさん。演じたのは中矢翔武人さんなのですが、
まあコイツとのシーンはトラブルが多かった!!!!w
miko演じる森下「行きましょ!」
※ここで本当は電話の音が鳴る。
かぶと演じるハルヒコ「・・・」
森下「・・・」
ハルヒコ、森下「・・・(電話の音が鳴らねええええええええええええええええええ!)」
とかw
勿論トラブルがあってもその場の状況に合わせて芝居を進めなきゃならないのですが、
ちょっとヒヤヒヤしたよね!w
お互い無断欠勤して食事に行くシーン、
舞台の前の方でお互いの会社の人が無断欠勤をあーだこーだ言うところで
中央テーブルでアクションだけをする指示のでている我々の小声での会話は
miko「音鳴らねええええええwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
かぶと「いやマジびっくりした・・・w」
miko「できないけどさ、わたし口でマナーモードの音やろうかと思ったわwwwwwww」
かぶと「ていうかもうどっちにしろマナーモードだった設定にするしかないだろwwwwwww」
でしたw
そんなかぶと、あー見えて実はわたしよりも年下なのですが
(芝居上ではかぶとが年上の設定です。ちゃんとそう見えていたらいいな!)
開演前に一人一人に声をかけて緊張をほぐしたり励ましたり、
舞台上で起こってしまったトラブルをしっかりカバーしてくれました。
今日お話するのはそんなところかな。
ご来場下さった皆様、そしてスタッフ、キャストのみんな、
本当に本当に幸せな時間をありがとうございました!
またみんなで何かできたらいいな!
追記。森下のパティシエ衣装。