吉野さんご出演回
観劇して来ました・・・!🙌
今回の朗読劇の原作は三島由紀夫!
日本文学科卒(近代文学履修)の我なので、彼の名はさすがによく知っている😂w
いやぁ、三島作品を紀伊國屋関連施設で興行するなんてオツだわぁぁぁ😇
でもこの物語の存在は初めて知った・・・!
ということで
原作読んだよ😊
通勤時に読みたいから、出来れば電子書籍がよかったのだけど、これは電子化されていなかった😂
そんなわけで、久々に図書館でお借りした。
吉野さんの役どころは服飾デザイナー・山トビ夫
・・・と書けば見た目はよろしいけど、45歳!
演じられるご本人の年齢感にもかなり近くて、特に昨今「老け(役)をやりたい」と口にされている吉野さんだったので、これは渡りに舟か!?とちょっと期待😊
期待・・・していたのだけど
原作を読み始めて
だいぶ序盤で、このトビ夫さんからの手紙に思わず天を仰ぐほど。読み進めるのをためらうくだりがあり・・・(笑)
読むのをやめようかと数日迷ったw
それくらい、昭和の価値観がそこにあったw
いやらしさ200%なトビ夫さんの、特定の若い娘さんへの表現w
トビ夫さんに近い年齢な私ですら、嫌悪感がやばいwww
(が、その言葉を向けられた若いお嬢さんもまんざらでない様子にさらに天を仰ぐw)
(三島由紀夫さん自体がたぶん、そういうお方なのは存じているので、だから私は彼を研究対象にしていなかったのだな、と思い出すレベル😂)
さてさて
そんなトビ夫さんを、吉野さんはどんな風に魅せてくれるのか・・・!?凡人の私の想像ではまったくもって追いつかないので、その点はとても楽しみだったわけで。
開演してわりとすぐ、そのシーンが訪れた。
吉野さんが演じるトビ夫さんは
半分本気なんだけど、半分ちょっとふざけた空気をまとってそのシーンを演じていて、思わず「フフフッ」と笑わされてしまって。
トビ夫さん的には
本気ではありつつも
「別に本気で口説いているわけではないんだけどね」
というめんどくさいw感情が顔をのぞかせているように聞こえるそのセリフ。
このセリフをガチで口説くつもりでプロ100%
のワザで言えば、現代では本気で最高に気持ち悪いだろうこともわかるし。
これはあくまでエンタメであるという空気も含ませる吉野さんのさりげなさ、最高でした!🥹
というスタートからして
とことん、吉野さんのトビ夫さんが楽しかった!
あと、目を惹いたのが。
水分補給のために置いてあったペットボトルの水。
これをストーリーの小道具として吉野さんが使っていた瞬間は、すごくハッとさせられた・・・!
演劇の場ならまだしも
コレ、朗読劇なのよ😂
勇気のいる告白の前に
ごくりと水を飲んだシーン。
完璧なタイミングすぎて、ドラマ観てるのかと思った😂
そういうところ、とても素敵だし、好きだなぁと思う。
他の方が自分(トビ夫)宛の手紙を読み上げるシーンでは、ちゃんと聴きながらリアクションをしている(ほかのみなさんも同様にしている)のだけど、それがあまりにしっくり来すぎていておもしろいのよ・・・!
あと
書いていいのか謎だけど
40代になっても美しくうるわしいママ子女史の対比として表現される、トビ夫さんの店に来る女性客を演じる吉野さんの女声があまりにブサイクすぎて笑いを隠せなかった・・・www
デフォルメが過ぎるwでもそこが楽しい・・・!
読書は好きな方なので
こうして機会と時間がある時は原作も読んでいるけど
原作を知っているからこそ感じられるモノがたくさんある!と思わせてくれるのが吉野さんご出演の朗読劇だなぁ、としみじみ思う。
2025年夏に開催されていた吉野さんのライブツアーのMCトークの中で
朗読劇の台本を読まずに出演をOKするなんて!(だめだ)
みたいなことを訴えていたコトがあったのだけど。
素人としては
台本次第で出演可否を決めているんだ!?
とか
忙しい中でもちゃんと台本をチェックしてから決めてるのか!すごい!
とか
何も読まずにOKする人もいるのかw
とかw
いろいろな感情が沸き起こる発言がとても印象深い、2025夏w
きちんとご自分の納得いく仕事を全うしたいと思われているのかな、と察せられる姿勢が大好きだなと思って、ほっこりしかない。
会場に置いてあったフライヤーもらった👇
観劇後
友たちとサクッと飲みながら感想大会。
「レター教室」というタイトルの朗読劇に
ファンレターを出す勇気!!!www👇
この夏から秋
ちょっと体調よろしくなかったからなかなかな手紙書けてなかったので、久々に出せてよかった😂
仮に届いていなくても
綴ることで自分を見つめ直すきっかけにもなっているので、体力の続く限り参加していきたい・・・
この先も
たくさんの役を演じる吉野さんに会えたら嬉しいな。