2025/04/18発売
Kiramune Presents READING LIVE
幻視探偵 笹嘉神島の殺人
 
Blu-ray買ったよー!という話。

 

をしようと思ってたけど

 

その前に、この前作

「幻視探偵 密室の中の亡霊(マボロシ)」

の円盤も買ってた話を書きもらしていた😂

 

 

・・・

 

2019年の初演を観劇してから

ずっと幻視探偵に心つかまれていた私。

 

あの頃はまだ

円盤化なんて夢のまた夢、だったけど

念願叶って2作品ともこうしていつでも観られるようになって、本当に嬉しい。

 

念のためにこれまでの流れを書いておくと

 

2019年10月

密室の中の亡霊(大阪・東京)

2024年3月

密室の中の亡霊 上映会開催

2024年4月

密室の中の亡霊 再演(東京のみ)

2024年10月

密室の中の亡霊 再演 Blu-ray発売

2024年10月

笹嘉神島の殺人(大阪・東京)

2025年4月

笹嘉神島の殺人 Blu-ray発売

 

かな。

ちなみに「密室の中の亡霊」の「初演」のBlu-rayやDVDは発売自体されていない。

 

(当時は全ての演目が映像化されていない)

 

(円盤化され始めたのは、10周年記念公演「ハコクの剣」からかな?吉野さんはご出演されなかった演目だけど)

 

上映会したくらいなのだから映像は絶対残っているのにねぇ🥲欲しぃ。。。!

(というか上映会がなかったとしても、資料用に映像はほぼ残っていると思われる。今の画質に耐えられるものではないことは予想出来るけど😂)

 

なぜ頑なにリーライが映像化されていなかったのか、本当によくわからない。。。こういうものこそ残して欲しいと思うのだけど。

 

 

 

ということで

まずは順当に「密室の中の亡霊」から。

 

ラストが衝撃的すぎて。

それまでの吉野摂理さんの、どこか不思議さを感じるけど常識の範囲内かなと思える行動がすべてこのラストに向けての伏線すぎて、きれいに回収させてくるワザに、ドッカーンと底の方まで沈められた観劇体験。

(ちなみに、この時はすでに底なし吉野沼wに溺れていたのでもう手遅れでしたがね、私。。。w)

 

あまりに鮮烈すぎて忘れられない私・・・w

 

亡霊すぎて、開催直前で発表されたにもかかわらず、初演の「上映会」にも突撃してしまった😂wこんなのいても立ってもいられんw

 

という異様なテンションで迎えた再演が。

 

本当に驚いたのだけど

初演で好きだった吉野摂理のあれやこれやの何気ない仕草が全部再放送のように、しかも当たり前のように繰り広げられていて、気を失いそうになるほど悶絶していたけど気を失うわけにはいかなかったので最後まで耐えた!

その映像が後生まで残るなんて、これ以上の幸せはない。

 

おかしくない!?

5年後に同じ台本でやって、仕草まで同じになるとか

最初のキャラクター構築が一切ぶれないなんてことあるの???

 

もちろん、ご本人的に体が覚えていたところもあるかもしれないけど、台本を最初に読んだ時に脳内に浮かんだモノに対して忠実なまでに再現していくパワーとその再現力の高さ・・・に私がのたうちまわったw再演。

 

同じ台本だったら、吉野さんは違うキャラクターを構築してくることはないのだろうな、と絶大なる信頼感を覚えたお芝居でもあってとても感動したので、これが物理的に私の元に残ってくれて大変嬉しい・・・!

 

もちろん変化があってもいいのよ。

いや、変化するのが人間のサガなのでは、とすら思っているから。

 

それはその人が重ねて来た経験の中で変化をもたらしたモノであるはずだから、それはいいの。

でもだからこそ、ほとんど変わらない、というのも逆に普遍的すぎて。

 

吉野さんのお芝居に対するスタンスとか信念は、カタチとしてアウトプットするまでに精査されすぎて、時間が経っても揺るぎないモノである、という事実がすごい。

という圧倒的パワーを感じさせられた「密室の中の亡霊」

 

おかげで私が亡霊だよ(爆笑)

 

 

そして迎えた続編。

「笹嘉神島の殺人」

 

原作の沙呼先生はプロだから、もちろん身にしみてご存じであると思うけど、ほんと人気作品の続編って精神的にきついと思う😂

でもちゃんと、これまでに構築された暁と摂理の関係性のまま、最後までストーリーをやり切ってくださったのは美しすぎて。

 

そこに兄妹愛とかバディ愛とか盛り込んで

「双子」というワードに潜む、忘れがちな落とし穴がうまくトリックに持ち込まれていて、すごくおもしろかった。

 

摂理の妹に翻弄される暁

という新しい展開を出しつつ

妹に弱い兄・摂理というシーンも見せつつ

 

兄とその相棒・暁を実は家族のように思っている藍莉、という構図まで見せてくれて、サスペンスなのだけどとてもファミリー愛あふれる作品でよき😊

 

神谷さんが

「こういうの、本当は3作めにやる話だけどw」

と自虐的におっしゃっていたのも笑っちゃったけど(そのとおりすぎてw)、個人的には、セオリーを破っていくところは大好き。←この辺りはだいぶ吉野さんに毒されていると思っている(笑)

 

 

そんなわけで

 

 

 

人によっては本当に信じられないイキモノかもしれないけど

現地で何度観たとしても

映像でもついつい何度も観ちゃう私、爆誕w

 

 

同じ映画とか舞台とか、何度も観るの信じられない

って私も過去には思っていたけど

 

他人に引かれるくらいには

今何度も観ているの、笑うw

 

 

お芝居をしている吉野さんを観るのが大好きだー!w

 

というたわごとでした。

 

 

 

舞台(リーディングライブ)でこれなのだから

ライブ(歌)なんて一期一会のもの

そうそう見逃せない、って思っちゃうよねぇ・・・

 

 

今年は忙しそうだ・・・!

 

 

 

P.S.

「密室の中の亡霊」についてくる小冊子に

神谷さん×吉野さん

(もちろん浪川さん×岡本さんもあり)

の対談が少し載っていて

 

その話もいつかしたいな

と思っていたから一応綴っておく。

 

吉野さんがひたすら

台本をずっと持つことを許されない神谷さんを気遣う発言がとても素敵だし

 

何より

再演になったら初演より舞台装置が狭くなったおかげで、吉野さんがひたすらモノをよけながらお芝居をしている、という神谷さんからの暴露?話があって

 

お芝居うんぬんしか観ていなかった私には

「えぇ!?そうなの!?」

となったので

 

改めてその観点も込みで観たんですよ・・・

 

吉野さん、めちゃくちゃモノをよけて歩いてた😂w

特にソファの後ろを通る時とか、さりげなく横歩きですり抜けていらいして、いやこれは細い吉野さんだからすり抜けられたよねとすら思ったw

 

そういうのまでなかなか気づかないから

お互いいろいろ、「気遣い」という名の下に暴露してくれるの、非常にありがたし!!!

 

そういう対談も必見だよ!

という補足でしたw