2025/3/9
 
音楽朗読劇「仮面の男」~アレクサンドル・デュマ・ペール「ダルタニャン物語」より~
in 博品館劇場
 
12:30公演
観劇してまいりました・・・!
 
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各回、すべて出演者が変わるこの公演。

吉野さんは千穐楽の昼公演のご出演でした。

 

 

この公演のタイトル

すべての単語について、私が無知だったので😂

調べた結果、かの有名な「三銃士」シリーズを原作としていると知る。

 

三銃士・・・

作品名は存じているがまったく触れてこなかった分野・・・

(海外文学にご縁がなかったもので)

 

というわけで

ちょっと迷ったけど

あえて原作を知らずに観劇することを選択した。

 

・・・結果。

 

何も知らなくても

めちゃくちゃおもしろかった!!!!!

 

「ワン・フォー・オール!オール・フォー・ワン!」

という精神も

男たちの友情?信念?の物語も

めちゃくちゃ大好物だし、とても熱くて最高でした。

 

友情以外にも

特に吉野さん演じるアトスには、親子の情というものも付加されていて、大変おいしい役柄であった・・・!

 

中の人も実質最年長だけど

アトスは全キャラの中でも最年長なので、落ち着いた立ち居振る舞いがベースとなりつつ、フランスのよき未来のために立ち上がる熱き魂がとても素晴らしかった!

 

 

 

 

そして素晴らしかったのは

役名にもある

「アトス

 

アトス以外にも演じていた役の、声の多彩よ・・・!

(それはほかの役者さんももちろんそうであることは言わずもがな)

 

吉野さんは「ルイ14世」、「民衆の男」・・・あとはフランス国軍?の1人(国王を侮辱する発言をした民衆をとがめる役)もやってた・・・よ・・・ね・・・?←自信がないw

 

自身の楽しみに興じて民衆の貧困には目もくれない、おごりたかぶったような(でも気品はある)声に「ぎゃっ!?」となりw

増税につぐ増税に苦しむ民衆の、ダミ声フルパワーなキャラクターに「ファッ!?」となり

 

そんな七色さにも心奪われてしまった・・・

おいしすぎる。。。!

 

出演する人数が限られ、でも作品的に多数のキャラクターひしめく朗読劇では、こういう贅沢な楽しみがあるから本当にやめられない。

 

ストーリーのラスト頃では、アトスがしゃべって間もない頃にルイ14世で話す場面もあったのに、声のトーンだけで「あ、ルイ14世だ!」とわかる瞬間は圧巻であった・・・!

 

そしてルイ14世役に限っては

この人物なら国王からひきずり下ろされたとしても致し方ないであろう、と聴衆に思わせてしまう説得力のある声のトーンも素晴らしかった。そのクズさが表現されすぎていた。

 

もうほんと・・・役者・吉野さんのスキルをこれでもかと浴びて来た。最高👍

 

帰宅してから原作となった作品を調べた結果

今回の朗読劇が、とてもよき塩梅で原作を凝縮した内容になっていたことを知る。

(そして原作はもっと長編であることを知る)

 

この朗読劇を味わってしまったから

原作読みたくなるよね~

 

どう言葉を尽くしたらその素晴らしさが伝わるか考えたけど、これは語れるものではない、体感するものだと思う。

素晴らしき体験を出来て、お値段以上の時間でした。

 

若き演者さんたちの奮闘も素敵で、とても楽しかった!!!

(お笑いシーンでは、おもしろすぎて声出して笑ったwww)

 

吉野さんのこと、もうベテランに片足かかっている人であることはわかっているけど、なぜだか(ご本人のビジュアルのせいか???)実質理解出来ていない瞬間ばかりなのだけど(すまねぇw)

 

こういう舞台に立たれる時

「この公演を締める役割の役者である」

と思い知る。

 

重ねて来た年月って、たとえ目に見えなくても、備わるものだし伝わるものだねぇ。

 

語彙力なしな感想だけどw

とてもおもしろかった!

いつかちゃんと原作読みたい。

 

そして

アトスの衣装、とても素敵でした・・・!

 

初日公演からずっと各回のお写真を拝見し

吉野さんの衣装はある程度妄想wしていたけど

 

よく見ると、黒の革コートの下も「銃士」をイメージするようなチェーンありきの衣装を着ていらして、「そのジャケットの前を開いてインナーシャツを見せておくれ!!!」と思うほど素敵なものだった。

 

あと、めったに見ることの出来ないロングブーツが最高すぎた。

 

 

 

あと!

音楽ね!!!

 

「音楽朗読劇」と銘打たれているとおり

音楽がとても印象的だった。

 

さすがに生演奏ではなかった?だろうけど、ストーリーを鮮やかに彩る音楽に心昂ぶった!

 

 

 

今回、最初のチケット抽選が

「キャスト先行」

という名称で

 

これはぜひ吉野さんの名前で申し込まねば!!!となったw

 

劇団等にご縁がなくとも

この人を観に行きます

という意思表示はとても大事なものだという認識だけは私にだってwある。

 

こういうところで

制作陣の方々の意識下に吉野さんの存在が印象づいたとしたら、大好きでそのお芝居を観て来た者としても大変嬉しく思う。

 

こんなにご出演者様がいるんだもの👇

 

 

最後に

パンフレット。

 

 

これまでの経験則から

きっと宣材写真だろうし

 

コメント1行だったらどうしようw

という不安もありつつ(ほんとごめんなさい😂w)購入した。

 

1行のところもあったけど(爆)

有用な情報が入ったコメントもあったよー!!!w

 

吉野さんが触れていた、とある作品

過去、ラジオ番組でも何度か話題に出していたものだったので、とても懐かしさを感じた。

 

久しぶりにその名を目にすることが出来てよかった😊

 

 

2025年1月の

小西さん平川さんのラジオ番組「アブナイ同窓会」で👇

 

 

「朗読劇」があるなら「やりたい?」という質問に

「やれればやりたい」

と回答していた吉野さんだったので

(この回答をしていた時にはすでにこの三銃士の朗読劇ご出演は発表されていた)

 

それなりに演出を受けるとはいえ、したい表現を出来る可能性のある一期一会な朗読劇に対して意欲的になっていらっしゃるのだとしたら、ファンとしても嬉しく思う。

 

いろいろな役の声を伝える、吉野さんをもっと観たい、聞きたい。

 

 

改めて

ご縁めぐって貴重な朗読を聞けた機会に感謝。

 

またこうしたご縁がありますように🙏