2023.10.9

 

三連休最終日~!!!

かつてこんなアグレッシブな三連休があったであろうか。

 

最初の2日間はKiramuneのリーライ

最終日は

どんなご縁が巡ったのか

歌舞伎の世界を声だけで紐解く公演

「こえかぶ」

 

参加して来ました~!

 

 

 

草月ホール、ちょっと久々だね!

2020年9月のタチヨミ公演以来。

 

 

 

 

 

 

初めてこの公演のお知らせを見たとき

まっっっったく!w公演の想像がつかなかった。

 

歌舞伎だけど朗読劇

そして

「連続ラジオドラマシリーズ」!?w

 

でも観て納得。

 

声優業界においてはとても親和性の高いラジオドラマの中で

劇中劇のように繰り広げられる、声だけで表現する歌舞伎公演。

 

知識浅い(むしろ皆無な)私には

残念ながらまったく知り得ないワードもあり

言葉としては知っているけど音で発せられるとそこに行き着くまでに時間がかかってタイムロスが生じたり

古語?だけどすんなり入って来たり

(「天が山です」とかw)

 

という不思議な日本語体験をしながら

どう考えても一般人には敷居が高く感じてしまう歌舞伎の、ほんの入り口を少~~~しだけ覗かせてもらった気分。

 

そんな世界観が

「ラジオドラマ」という形でわかりやすく演出されていて、でもラジオドラマ自体は昭和な時間軸なのかな?

 

失敗したら一巻の終わり

という生放送ならではな危機感をはらんで

でもそんな危機感すらエンタメにして、出演者(俳優・女優、アナウンサーetc)たちも楽しんでいる風景がとてもおもしろく、近しい存在に思えて。

 

そんなどたばた劇も楽しく

現代語も取り入れて歌舞伎公演を声だけで演じていく中で、最初はコメディ要素たっぷりな導入部分で惹きつけつつ

 

途中からがっつり芝居で魅せてくる仕掛け

 

・・・ずるい・・・!

 

私は最終日しか観劇していないけど

ほかの日程の出演者さんたちも

すごい役者さんがそろい踏みで。

 

どの日であっても、すごい劇中劇が繰り広げられていただろう、と簡単に想像がつく。

 

やっぱり実力に定評ある方達のお芝居

間違いない・・・!

 

 

そして

細かすぎて伝わらない選手権に出られるのでは?と自称するほど吉野さんのお芝居大好きマンwな私としては

 

幅広いテンション感、様々なキャラクター性、ナレーションも含めたカテゴリーの異なる多様な声音たち

 

ガチで至福の時間でした・・・!

最高かな😊

 

 

共演者様たちもツワモノすぎて

「お芝居の暴力」wに打ちのめされました・・・!w

 

いやぁ~久々にひれ伏すわ。

 

 

吉野さんがラジオドラマ内で演じていたキャラクターがわりと若手俳優さんっぽく思えて

(個人の感想ですw)

(「自分みたいな下っ端は~」という台詞もあったので)

ちょっとちゃらそうな?www雰囲気で。

 

少し前にも

「もえよせ」というイベントでお着物姿の吉野さんを拝んではいたのだけど、その時の吉野さんとはちょっと印象の違うような・・・

 

「もえよせ」では

どちらかといえば女性の方に寄った?艶やかさみたいなものを感じていたけど

今回は共演者に女性キャストさんが入っているのもあって、なのか?艶やかというよりは、男前度が上がっている感。といえばよいのか???

 

たぶんリアルに「後輩」感がにじみ出ていたのも影響していたのか???w

今回はとても若々しいフレッシュな男性感あふれていたように感じたのもとてもよき😊

 

 

いつもあまり多くを語らない風情の吉野さんが

熱く語る、歌舞伎や新旧エンタメについても新鮮で。

 

本当に貴重な機会に観劇出来た幸運に感謝を。

 

 

昼公演

吉野さんが、他の演者さんたちがお芝居をしている裏で、ピッチャーからお水を汲んで飲んでいる「オフ」シーンを目で追っていた私

 

それからしばらくしてから

再びマイクから離れてテーブルに近づいた瞬間

吉野さんがものすごーーーーーくさりげなく!何かでテーブルを拭いているような仕草がちら見えた。

 

 

そんな目撃談の答えは

夜公演のアフタートークで露見した。

 

吉野さんがお水をこぼしていたことw

そのために、劇中劇に幕を下ろすための重要な小道具であったタバコがほぼ水没していたことw

が立花さんから暴露されw

 

 

あ~・・・・・

 

だからさりげなく、でも必死にwあんなにテーブル拭いていたのか・・・

とちょっと笑ってしまったw

 

こういうトラブルもまた

生ならではで楽しいよなぁ~

 

吉野さんも

「ナマモノですからね!」

とフォロー???してたけどw

こういうナマモノ感は大好物である。

 

歌舞伎という世界への歩み寄りになるようなイベントが開催され

そしてこういったイベントに吉野さんが出演するご縁を得たこと、私が観劇出来るタイミングに巡り逢えた軌跡

に感謝したい。

 

トラブルは思い出の最有力候補生である。

 

 

 

アフタートークでの

最後の吉野さんの挨拶を

なんとなくふわっと記しておきたい。

(記憶が曖昧すぎるので「なんとなく」こんな感じだった、と読んでくだされ)

 

足下の悪い中来てくださってありがとうございます。

歌舞伎を知るひとつのきっかけになってくれたら嬉しい。

 

あの頃観ていた人たちには歌舞伎はどう映っていたのかな、そして今僕たちがやっているエンタメは歌舞伎のように何年も先まで残ることってあるのかな、と考えてしまう。

たくさん刺激をもらいました。

 

 

上質なお芝居が

上質な1日を作る。を体験しました。

 

余韻が抜けないな~

ありがとうございました🙏

 

 

 

 

 

お写真ありがとうございます!

 

 

昼公演

朴璐美さんが男性陣の背中をパシッと叩く仕草がちょっと話題になった結果

夜公演で

男性陣3人が愛ある強めのボディタッチを受けて若干悶絶するというシーンがたびたび観られてw

 

ドM気質は持ち合わせていないと自認している私だが、こういう時は「いいぞもっとやれ」と思うよね

という

新たな窓を開いた日でもある(爆笑)

 

 

演目

「雪暮夜入谷畦道」

「仮名手本忠臣蔵」

公演時間

本編100分前後

アフタートーク20分前後