初日9/17(木)
香盤表は当日の公式さんからお借りしている。
だめそうならあとで削除。
冒頭の2人芝居「文通1」から吉野さん登場。
初日の冒頭の演目っていう緊張感。
ここで個人的な話。
最初の数分は駆けつけたロビーで声だけ聴いていたけど、正統派な青年ボイスで「あ~ほんとにすぐそこにいるのか」と実感。
状況変わりゆく妹の手紙に取り乱す兄をコミカルに演じられていて。
妹役は神田さんだし
とても息のあった兄妹

コミカルな役を演じられている時の吉野さんの絶妙なテンポ感がとても好きだ、と改めて思った。
「ブラック」
吉野さんは「レッド」役。
ちなみにこの演目、今年の1月のタチヨミでもやっていたもの。
妻役の麻生さんにレッド吉野さんが「昔の彼氏です」「髪伸びたね」といじられるも、ビデオ再生の中の人としてじっとガマンしてたのがおもしろかったw
妻が夫(ブラック)を「かずや」(中井さん)呼びするのを受けて、まずイエロー役の岸尾さんが「かずや」と呼び始め、乗っかるように吉野さんも「かずや」呼び

夫役の中井さんに「おまえもかよ!」とツッコまれるw
そのあとにブルー役の伊東さんもかずや呼び(さすが!)
ブルーが自分の職業を「タクシー運転手」と家族に偽ってるシーンでは、イエロー岸尾さんが「ほかにも警察官とかあるじゃん」というセリフのところに「ライブビューイングのカメラマンとか」というアドリブを入れて「なんか珍しい職業だな!」とツッコミされてて。
初日からグイグイ来てるな~と思ったw
(ココ、翌日の伏線となる)
「征服日記」では
途中で戦闘員をやめていく主任・中川さん役。
ちょい年配の、威厳ある風な中川さん
のセリフを背中で聴きながら岸尾さんの顔が笑っちゃってたのは見逃せなかったw
その、鈴木役岸尾さんが、山田の病気を知って悔しさを爆発させるシーンでは、そのセリフがビリビリと空気を震わせて客席まで届いた気がして。
私の涙腺爆発。
「あの音。」
吉野さん第一奏者!
何するのかなー?と思ってたら
両手を口の前で握って?指笛??
なんという名称かはわからないけど、小鳥のさえずり(?)のような音が聴こえた

どうやってるのー?!?!



そんなワザ持ってたの知らなかった。
もしかして「おじさん爆弾」で動物の鳴き声師匠がゲストに来た時に学んでた技なのか???謎。
「それでも花は~」
では、一言のみセリフのある男性役。
交際を断るようなセリフ
この時はわかってなかったけど
演目の中で、わりと大事な伏線のセリフだった!
初日のみご出演の方(伊東さん)がいたので
吉野さんのご出演は控えめ。
最後の全員でのご挨拶で
2階席まで見渡して手を振る吉野さんに
いつもそういう気遣いをするところ
とても好きだなと思った。
2日め9/18(金)
「ブラック」
から吉野さん登場
今日はイエロー役。
立ち位置が端っこなこともあるのか???
劇中で再生をストップされても変な体勢で止まらないようにしれっと調整して楽な姿勢になってるように見えたw(個人の感想です)
レッドから「イエロー、今日岩陰で休んでただろ」と指摘されるシーンで。
まずレッド岸尾さんから「牛丼食ってただろ」とアドリブを入れられ。
(吉野家ネタに持って行く狙いか?)
イエロー吉野さん
「牛丼食ってたのは(今日の、って言った?)おまえだろ?」
と返した上で
「オレは最近までレッドだったんだよ!みんなは知らないかも知れないけど。古参のライダーはオレとレッドだけだからわからないかもしれないけど!なんでオレ、イエローに降格されちゃったんだよ!悔しいよ!おまえ(岸尾さん)イエローだったのに今日レッドになったし!
」

と猛烈なアドリブ開始(笑)
さすがの岸尾さんも笑いつつタジタジ
に見えたw

そのあとのブルーの職業の話題のシーンでも、イエロー吉野さんは「もっとほかにもライブビューイングのカメラマンとかあっただろ」と言い始めw
あれ?デジャブ?(笑)
さすがにレッド岸尾さんから「それ、昨日オレが言ったやつ(笑)」と指摘されると
「オレは昨日イエローだったおまえをリスペクトして同じコト言ってるんだよっ!」
と逆ギレイエロー(爆笑)
この時の岸尾さん
めちゃめちゃテレた顔で、でもめちゃめちゃ嬉しそうに笑ってたの、かわいすぎでは?

「逆に嬉しいじゃねぇかよ!親友か!」
って岸尾さんがツッコミするんだけど嬉しさが勝っちゃって切れ味悪かったのが個人的に最高においしかったw
まさか、吉野さんが岸尾さんよりも飛び出してアドリブ連発すると思わなかったし。
初日見てた私はいろいろつながって拍手喝采でしたwおもしろすぎたw
打って変わって「征服日記」
2人芝居の1人、山田役。
うざいほど元気なシーンから始まり
風邪が長引いてるくだりでは声がかすれて

・・・だんだん声が出なくなって、声の張りもなくなることで体調の悪さをあまりある表現力で演じていく吉野さんに。
初日では出なかった涙が、止まらなかった。
声だけで演じるってこういうことなんだな、と改めて知る。
天才!

「シャボン玉」
初日とは違う歌舞伎バージョン?!
吉野さんは姉の声を演じていた。
姉の姿を身をもって体現しているのが松野さん。
番頭を誘惑する姉さん、色っぽかった。
そして弟の初対面で、弟の一言に狂気の笑い、さすが!
セリフに合わせて演者さん(松野さんたち)が動くので、声の方を担当する吉野さんたちは基本的にずっと台本に目を落としているように見えたんだけど。
姉さんが突き放されて倒れ込むシーンでは、松野さんをしっかり見て、その瞬間に合わせて息セリフ入れているのが見えて。
普段のアフレコとわりと似た作業なのかな、とふんわり思ったシーンだった。
「それでも花は~」
吉野さんは、青年(大人?)の方の蓮役。
しっとりとした語りが素敵だった。
ラストの、3人で笑顔で顔を見合わせるシーンの優しそうな笑顔が素敵だった





この演目で、ユリさんや中学生レンくん役も見たいなぁ
と切実に思った。
あとから思えば
この2日めはわりと「吉野さん」回だった。
メインどころをたくさん演じられていて
胸がいっぱい。