本当はレポの最後にちょろっと書くつもりだった、まとめの感想。

長すぎたらしい(笑)

そんなわけで
はからずも別記事になってしまった感想文。
なこのページです。

ここでは
公演内でほかに印象に残ったお話少し
個人的感想が多いです(・∀・;)



たぶん土曜日昼公演後に岩田さんが話してたこと。
「吉野の、最後彼女を振るシーン(で流れる曲)で、K'sukeさんにムリを言って、この東京公演から一音、和音を足してもらったんですよ」


確かに「振る」って間違ってないけどなんかちょっと違和感もあったり(´ヮ`;)

和音を足した話を聞いた後の公演では「これがその足された和音かな?」な気づきもあったりしました。


グッズの会場限定ブロマイドはいしいさんの描いた出演者お3方。
いしいさん「羽多野くんはとっても描きやすかったですよ~!パーツがはっきりしてるから」

いしいさん「吉野くんは・・・写真だと岩田さんに似てるように見えて、描き分けるの難しかったんですよね。でも顔合わせで初めて会ってみたら全然似てない!って思って・・・」
岩「吉野の方がスマートでかっこいいしな?」
いしいさん「うん!」

(いしいさん、きっぱり言い切ってて笑ったw岩田さんも「おい!」ってツッコミしてたようなw)


全編に渡ってキーボードで生演奏していたK'sukeさん。
最終公演のラストの曲、だいぶアレンジが変わっていた気がしました!
(友達も言ってたからきっと聞き間違いではない)

ラストを飾るのにふさわしい、豪華なアレンジになっていてとても素敵な演奏でした!
個人的なことだけど、(キーボードではあるものの)ピアノの音が大好きなので、好きな声・好きな演技に好きな音がたくさんで。
本当に贅沢すぎる2日間でした!


すごく余談。
吉野さんの、左手を胸の前に持ってくるあの紳士なお辞儀。
今回、何度か後ろにまわした手までが見えたので知ったことがひとつ。

意識してなのか無意識なのか、後ろにまわした手のひらは半開き。
からの
頭を下げた数秒後にはきゅっと手を握っていて。
自分なりの時間の計り方だったり間のとり方だったりするのかな?と勝手に妄想w
あくまで勝手な想像です。


吉野さんも語っていた、ラストの演出。
そのお話を聞く前からずっと印象的な場面だったので、吉野さんの考えたアイデアであることを知れてとても感動したし。

彼女を左側に~って件は、それ(心臓を守るから右側に立つ)すら知らなかった私には衝撃でしかなかったです。
(あとからググりましたw)


吉野さんの思い入れやこだわりの詰まった演出たち。

劇中の「愛交シーン」での手の動きについてはトーク中に話題に出なかったので
(でも大阪では出てたっぽい??)
吉野さんのアイデアなのかはわからないけど。

「手の動き」!!!

今回の東京公演4回中、はからずも3回も上手側の席だった私(・∀・;)
(ほかの1回もセンターブロックではあったけどだいぶ上手寄りだった)

上手側でいわゆる愛交シーンが紡がれていくわけなんだけど。
その時の吉野さんは段差に腰掛けて
その段差に横たわっているであろう彼女に対して
体を向けていることはもちろんのこと
「内腿に手を~」って読み始めた瞬間に

優しく"その辺り"を撫でる手。

これを見てしまった瞬間に
「うわぁぁΣ(ll゚艸゚ll)!」(←もちろん心の中で)

って硬直した(/ω\*)(笑)

もちろんいやらしい動きなぞ微塵もなく、あくまでもそれは段差に手を差し伸べてる、くらいの表現だったけど。

"撫でてる!!!"

ただそれだけの手の動きが
絶妙に朗読と相まって
色っぽい景色が見えるようだった。



吉野さんがアイデアマンであることは百どころか億も承知だけど。
空恐ろしい:(´◦ω◦`):(笑)

この時本当にそう思った。

ちなみに下手側にいるとこれが全部吉野さんの背中で見えないらしい。

なので、公演後
見えてなかった友達と
見えてしまって興奮気味の私
というわけのわからない温度差炸裂状況がしばらく続いておりましたw


それから間のとり方。

彼女のセリフもあったり
情景描写もあったり

それを1人で全部こなすから

絶妙な「間」がないと
誰がしゃべってるの?
な状況になるわけで。

それだけではなく。
間のとり方ひとつで
揺れる感情だったり
回想であることを知らせたり

そういうのを目の当たりにして
やっぱりプロってすごいな
と思わずにいられなかったです。


それから
吉野さん自身も何度もお話されてたけど
回を重ねるごとに
彼女に向ける言葉や表情も
どんどん愛情深くなってるように見えて来ていて。

だからこその別れを選ぶシーンでは
どんどん悲しみも深くなっている様子が目の前で繰り広げられていて。

表情でもしっかり引き込ませてくれて
おかげでどっぷり「ずっと君に恋していたかった」男になってた私。
↑なぜ彼女の立ち位置ではないのだ?とも思うけど(・∀・;)


それから。
日曜日に吉野さんの演出が変わってる!って思ったところが1箇所。
これについては誰かの同意を得られていないので、私の勘違いという名の妄想なのかもしれない(笑)

変わった!と思ったのは
部長の家からの帰り道。

客席から見ると上手側から下手側に向かって横顔を見せる形で歩く吉野さん(というか2人)

(彼女は吉野さんの左側にいるので必然的に吉野さんは彼女に向くと客席にも顔を向ける形になる←ここも計算ずくか?)

一瞬立ち止まる彼女に気づいて振り向いた後から

そのまま横顔を見せて再び歩き始める土曜日。
正面に向いて歩き始めた日曜日。

吉野さんが彼女を左側に置いていた、という話をした時に気づいたことだけど
正面に向いて歩くようにしていたから
より一層左側にいる感が強く見えた気がする(あくまで「気がする」)。

ただの偶然なのか
そもそも細やかな伏線もお芝居に含めて来る吉野さんだから、やっぱりそこは考えた末の演出だったのか。

正解はわからないし
正解があるのかすらも謎だけど。


昔からよくしてくれる、気心知れた先輩で。
思いついたことを「いいよ、いいよ」ってやらせてくれる人だからこそ

アイデアマンの吉野さんはいろいろ盛り込めたのかもな、とも思うわけで。

そういうチャレンジにも似たアイデアてんこ盛りの朗読

改めて吉野さんの大切にしているもの、思い入れをたくさん知れて、触れられて

観られてよかった!
と心から思った2日間でした♪

これだから朗読大好き
吉野さんのお芝居大好きです。


またこういう機会がありますように♪