そもそも原作のある作品なので
ストーリーというよりもそれ以外のところで
簡単に?レポしようかと思います。
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ちなみにこの作品、今度アニメ化もします。
原作とリーディングライブが違う点は、性別変更。
原作は女子高校生たちのストーリーですが
リーディングライブでは男性キャストオンリーで演出。
そのため、キャラの性質というか設定というか
やっぱりちょっと違っている、というのが
リーディングライブの一番の特徴なのかもしれません。
去年のリーディングライブも参加したのですが
去年も舞台装置を使う
あえて動きのある「朗読劇」でありましたが
今年はさらに進化を遂げて
まずダンサーさんが何人も登場して動きを盛り上げる。
ライティングや音響、音楽も派手め。
映像や文字も取り入れてより明確化。
キャストさんたち自身が朗読をしながら動くのは
去年もありましたが
今年は動きがさらに複雑化していて
特に今回は、動く大道具、っていうのかなw
言うなればジャングルジム的な形をした
ひな壇みたいなモノがあり
たびたびキャスト陣はそちらへ移動して
それぞれの位置に座る。
それを黒子的な役割も担っているダンサーさんたちが動かす。
右へ左へ、だけでなく
1つのブロックになったり、2つに分かれてみたり
角度を少し変えてみたり、再び1つになってみたり。
視覚、聴覚を飽きさせない演出というのか
次の瞬間を予測することが難しい舞台の展開とストーリーに
あっという間の1時間半の公演でした。
ストーリーとしては
1年黒組(だからグッズがすべてモノクロだったんですね!)の
選ばれた6人が閉じ込められるところからスタート。
そこからの「escape」が主題です。
「カイバ先生」と呼ばれる声の主から出題された問題を
見事クリアしていくと脱出成功。
なのですが。
誰かが檻に閉じ込められるトラップがあったり
6人だけではどうしても解決出来ない問題があったり
誰かをその場に残していかざるを得ない状況になったり
そんな中で
少しずつ明かされていく、6人それぞれが抱えている心の闇。
結果的に、その闇がどんなところから来ているものなのか
過去のどんな体験が起因しているものなのか
全員それぞれがそれらを見つけ出して行き、
最後はその原因が、問題の回答のヒントにもなったりして
部屋からの脱出をしつつも
心の闇からも脱出していく・・・まさにescape!
リアルな脱出ゲームと心の闇からの脱出を絡めたお話。
というところだったんじゃないかと思います。
説明下手だな(((( ;°Д°))))すいません。
ストーリーテラーの役も兼ねた兎角(とかく)。(江口くん)
無駄に?やたらと明るい晴(はる)。(代永くん)
頭がいいことを気にしているインテリメガネな椿。(小西さん)
チャラい(というかまるでホストなw)伊助。(諏訪部さん)
気の弱い真昼(まひる)。(中村さん)
誰かに擦り寄っていくタイプのチンピラwな鳰(にお)。(吉野さん)
ちなみに真昼のもう1つの人格が真夜(しんや)
真夜はあるキーワードが発せられると覚醒しますが
そのキーワードも真昼が抱えた闇の根本でもあったりして。
すごく引き込まれるような
時に笑いアリ
時にドキドキしたり、なストーリーでした。
兎角はひたすら感情を押し殺した感じで
晴は空気をぶち壊すくらいの陽な感じで
椿は一番かっこよさそうなのにちょっと残念なおもしろ?キャラでw
伊助はチャラくて飄々とした感じで
真昼は自信なさげな、儚げなタイプなのに
真夜は荒々しいのに、敬語が残念なちょっとおもしろキャラw
口調はチンピラだけど、実はキーを握る男、鳰。
どれもとても魅力的なキャラクターでした♪
最後の挨拶。
仕切りは吉野さんでした。
Kiramuneメンバーでは一番年上だからなのかな。
一番後輩なのに(笑)
緊迫した作品とは対照的なぐっだぐだ感wで仕切ってましたw
演じてみてどうだったか、感想を。ってことで
吉「じゃ、よかったら小西さんから」
小「よかったら、ってwww」
これ以降、大体こんな感じのことを言っていた、くらいな感じで
読んでいただけると助かります(^▽^;)
小西さん
「高校生役なんだけど、衣装(制服)を着てみるとどう見ても先生にしか
見えなかった(笑)」
全員「確かに1人で先生っぽい!w」
諏訪部さん
「伊助はチャラいということだったけど、どう見てもホスト(笑)」
(諏訪部さんの衣装だけノータイで紫のインナーでしたw)
この回だけの出演という諏訪部さん。
ダブルキャストの役なので、同じ役を演じている浪川くんとは比較しないで!
(浪川くんのチャラ男はすごいから)みたいな感じのお話でしたw
「じゃあ、1人(代永くん)飛んで、次は江口くん(挨拶を)」
代永くん
「ちょっと!(笑)1人飛ぶ意味がわからないです!w」
「今日は江口くんと同じ楽屋だったけど、江口くんが珍しく、すごく
緊張をしていて。それが僕にも移ってしまって、何度か『やっちまったな』
というところがあった。次がないので(?)ちょっと悔しいんですけど・・・」
諏訪部さん「次も出ちゃいなよ」
代「え!?次も!?(笑)カッキーに怒られる(?)」
江口くん
・・・ごめんなさい。
緊張したけど頑張ったみたいな話を
一生懸命、けっこう長く話をしていたのですが
途中から隣にいた中村さんが茶々を入れるかのように
江口くんのネクタイを何度も何度も直したりするのでw
そっちに意識が行ってしまって、何をしゃべっていたのか思い出せず;;;
それでも
「あんなに奥までお客さんが入ってて嬉しい。よく見えない」
みたいなことを言ったので、ほかのキャストさんに見に行っていいよ、と言われw
舞台のギリギリまで出て来て後ろの席のほうまで見渡す江口くん。
・・・でしたが。
フツーに奥まで見てるだけだったので
「オチがないなら早く戻って来ーい!w」
と呼び戻されてましたっけw
中村さん
「僕は都合が悪くて衣装合わせが出来なかったので今日初めて衣装着た。
着てみたら『これは某刑事みたいじゃないか』って思って・・・」
皆さん、制服を模したジャケットを着ている中
中村さんだけ、丈の長い、フードのついた(キャラがフードの衣装なので)
ジャンパー的な衣装だったんです。そして赤いネクタイ。
某フジ的なところで放送している青島刑事みたいな感じでした(笑)
諏訪部さんか小西さんが
「中村さんは今日どこを封鎖して来たんですか?」
なんてツッコミも入ったりして
中「夜の神谷くんがコレを着たら全然違うと思うけど・・・」
諏訪部さん?「これって夜の人も同じ衣装なの?」
吉野さん「たぶん皆、それぞれ違う衣装だよ?」
中「あぁ、そうなんだ・・・・」
皆衣装の話が多かったかなぁw
そして吉野さん。
「ご無沙汰しております、シグマ・セブンの吉野裕行です。
『走り鳰』の声をやらせていただきました」
安定の挨拶に始まりw
「今まで見てもらってお分かりのとおり、この愉快な仲間たちと、
ここにいない仲間たちとで演じています」
「あとこの・・・・・・(と後ろを振り向いて、控えているダンサーさんたちを見る)
・・・なんて言うんでしたっけ???」
代永くん?「○○○(忘れちゃいました;)っていうみたいですよ」
吉「???(納得行かない顔)じゃあ、それwその方たちも一緒にやりました」
みたいな感じだったかな。。。
そんなこんなで締めの挨拶、ということで
仕切りの吉野さん
「それではサヨナラ~(・ω・)ノ゙」←言い方がすごく軽いwwww
小西さん「ちょっと待って!そこは皆で一緒に言わせてっ!(笑)」
びっくりですよwwww
普通に「じゃあねーバイバーイ」的に帰ろうとするんだもん、吉野さん(笑)
しかも1人でそれだけ言って去ろうとしてるのでwww
小西さんの素早いツッコミがおもしろかったです( ´艸`)
ってことで
今度はちゃんと吉野さんのリードで
全員でのビシッとしたご挨拶「ありがとうございましたー!」で締めくくりでした。
声優さんたちの本業を生で体験出来る朗読と
それを舞台化するということで
ライブ感も全面に押し出した感じの視覚的演出なども取り入れて
まさに「リーディングライブ」という新しい舞台に仕上がっていて
去年のリーディングライブからさらなる進化も遂げていて
とても斬新でおもしろかったです。
吉野さんが最後の挨拶でそういえば;←
「Kiramuneの朗読劇としては今年が2回目なので」
これからもお楽しみに、みたいな感じのことを言っていて
あれ?これはまた来年もあるのかな?
と予感させる感じだったので。
(リーディングライブのページのURLの末尾が「reading2」だったので
これは3、4と続くのかな、なんていうのも気になりました♪)
来年の開催も期待するとともに
来年はもう少し会場を大きいところにして欲しいな・・・
(セリとか使わなくても演出でカバー出来るはず!)
そして映像化もしてほしいな
と切に願います。
素晴らしい舞台を拝見出来て本当に嬉しかったです♪
ありがとうございました!