生憎の小雨まじりの寒い夜お月様も見えなくて残念
ちょっと今日は日々の歌詠みの中から
月をテーマに気に入ったものをアレンジ♪
月隠るると面隠しを掛言葉にしてみました。
昔から源氏物語に出てくる夕顔が大好きなので
心惹かれる彼女を歌に詠み気分はお姫様(;'∀')?
薄紫の唐衣のイラストが似合うと思うのですが
今度時間あったら筆字で作ってみたいものです。
~歌の解説~
十五夜に月が隠れて見えないのは、一夜だけの事
でしょうか。
夕顔のように顔を隠しているのかもしれませんね。
源氏物語の中で夕顔は4番目位に出てくる愛人の一人です。
源氏の君が、用事で立ち寄った際に塀の外から見た彼女
に惹かれ顔を隠したまま歌を送った事から物語が始まり
ます。
互いに身分を隠しつつ逢瀬を重ね、最後に彼女は、遠出
先で物の怪によって儚い命を奪われてしまいます。
物語の中には、源氏に愛された女性は数多く出てきますが、
中でも夕顔は、死後も彼から大事に慕われ最も源氏の心に
残った趣のある女性だと私は思い描いています。
もしお時間があったら秋の夜長に源氏物語なんぞも
読んでみてくださいね~。
長々とお付き合い頂きましてありがとうございます。