『赤と青とエスキース』青山美智子

あらすじ
メルボルンの若手画家が描いた
1枚の絵画エスキース。
日本へ渡って30数年。
その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく。
彼らの想いが繋がる時
驚くべき真実が現れる。
5つの「愛」の連作短篇。
エスキースesquisseとはフランス語で
「完成作品の下描きや準備段階の仕事として、
着想や構想を練る」
青山さんの作品は本当に温かくて…
優しい表現がたまらなく好き
セリフも心にフワッと入ってきて
共感することばかり!
それぞれの5つの「愛」の繋がりが秀悦!
読み進めていくうちに、あぁ~✨と発見!
その瞬間もいい
行ったことのないメルボルンの情景が浮かんできて
終始心地よい空間だった。
そして、心の移り変わり。
お互いの思いやりと「愛」の形。
「生命力って生きる力じゃなくて
生きようする力のことだよ」
「あの頃はよかったなぁって嘆くんじゃなくて
箱の中にいる若い私にちゃんと胸が張れるように」
「愛」は満ち溢れている
最近読んだ青山さんのお薦め作品。

