ありのままの自分でいいよ。
そう言われても
なんだか違和感を感じる。
このままでいい？
そんな訳ないじゃん、
そう感じることはないでしょうか。
ありのままって
何なのだろう？
ありのままは、今のままでいいとは違う
ありのままの自分＝今のままの自分では
ないと私は思います。
身体の不調も、
何か心に抱えている不安も
今のままの自分では
解決していけません。
でも今の自分がダメだから
変わらなきゃいけないということでは
ないと思うんです。
どうして今のような自分に
なってしまったのか？
意識を向ける方向を
変えていくことが
大切ではないでしょうか。
脳は自分が今まで築き上げた
フィルターを通して
物事をみていきます。
ちゃんとできないダメな私、
不調があるのが当たり前の私、
人の言葉が気になって仕方ない私、
それが通常モードになっていると
目の前に起こる現実に対して
やっぱり私ってダメなんだね。
いつもしんどくて身体がだるいよね。
なんかいつも私ばかり責められる。
自分の脳が信じているものに
自動変換されていくのです。
今のままの自分だと
いくらありのままの自分でいいと
言われても
なんだか喉の奥がつかえるような
居心地が悪い気分になってしまうのです。
今の自分をしっかりみることから始めてみる
人は変わりたいと思う一方で、
変わることがとても怖い生き物だと
思います。
私も同じです。
変わるのは怖いです。
だって今とは違うことを
やっていかないといけないから。
でも変わるためには、
まず自分のことを
直視することは避けられません。
身体を整えることも
思考の癖を変えていくことも
同じだと私は感じています。
現地点がわからないのに
なんとなく進んでいても
迷子になるだけなのです。
今をしっかり見ないと
ゴールには辿り着けないのです。
今の自分には要らないものを捨てる
ありのままは結局何なの？
自分が背負ってきた荷物を
降ろすことができた時に
ありのままになれる、と
感じます。
身体に溜め込んだもの、
今の自分に合っていない習慣、
変な思い込み、
沢山あると思います。
私も沢山荷物を
降ろしてきましたが
まだまだ道半ばです。
生きていたら
知らず知らずのうちに
要らないものを背負い込んでしまうもの。
常に今を見続けることが、
ありのままの軽やかな自分を
迎えにいくことに繋がる。
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