残雪の硫黄岳を目指して パート1
日程
2011年5月3日(火)-5月5日(木)
山行ルート
桜平-オーレン小屋-箕冠山-硫黄岳-しらびそ小屋-稲子湯
コースタイム(休憩含)
15:10
徒歩時間
10:35
全行程所要時間
59:00
今年もGWがやってきましたヽ(゚∀゚)ノ
去年のGWは北八ヶ岳 とは言っても、しらびそ小屋でマッタリしただけ。
あの時は、こんな雪山のピーク絶対に無理!と思ってました。
あれから1年。
多少なりとも山を歩き、夏山の天狗岳にも登り、そろそろ大丈夫じゃないかと今年は昨年見上げただけの硫黄岳へと向かいました。
もちろん、当日のコンディションが良いというのを条件としてですが(;´∀`)
初日はのんびりと各駅停車で茅野駅まで向かい、なぜか蕎麦が無性に食べたくなってしまい、茅野駅の改札を出てすぐ右側にある立ち食いそば屋さんへ(;´∀`)
まぁ急ぐ旅ではありませんからね。
あったかい蕎麦でお腹を満たしたらタクシーで桜平の登山口へ。
林道はなかなかハードな道でした。ちょっと自分の車では行きたくないかも。。。
途中から凍結箇所もあってハラハラしましたが、なんとか登山口まで連れて行ってもらいました。
さぁ、いよいよ出発ですよ((o(´∀`)o))
歩き始めは緩やかな林道をノンビリと。雪がありますがとりあえずアイゼンは必要なし。
歩くにしたがって雪がドンドンと増えてくる。
グズグズの雪なのでアイゼン無しでも行けますが、過去一番の重さのザックを背負っての雪道は足元おぼつかないです。。。
下の写真は夏沢鉱泉の送迎車。キャタピラっすよ。かっこえーっす。
30分ほど歩くと夏沢鉱泉に到着。
ここから先の日陰がガリガリに凍っていたため、ここでアイゼンを装着。
他の方々も夏沢鉱泉を過ぎたところでアイゼンを装着していました。
アイゼンは今回のために購入した前爪付きの10本爪アイゼン。
夏沢鉱泉を過ぎて少し行くと一面雪景色。いい感じです。
新しいアイゼンもいい感じに効いてくれています。
踏み跡を外すと数十センチ埋まってしまうのがアレですが、ザックの重さを除けば最高の雪上ハイク。
たいした急斜面でも無いのですが、重たいザックとアイゼンの重さで貧弱な体が悲鳴を上げ始めた頃、目の前におっきな山が見えてきました。
今回の山行のハイライトとなる硫黄岳。
こちらから見る硫黄岳は本当に穏やかな形。頼むから穏やかに僕たちを迎えてくれよ~。
標準コースタイム1時間15分の道を約2時間かけて、今夜のテント場となるオーレン小屋に到着。
とってもキレイな建物でビックリ。
山小屋の中にあるトイレもとってもキレイで、これまたビックリ。
とても山小屋とは思えないトイレですよ。水洗ですよ。しかも洗面台までありましたよ。
洋式トイレもありましたが、この時期は水量が足りないようで和式のみ使用可能でした。
そして山小屋のご主人はとっても感じの良い方。
テント場は山小屋の前を流れる川を挟んだ目の前。
すでに5張りぐらい設置してあり、最終的には10張りぐらいになってました。
予定より1時間弱ほど遅れていたので、このままビール飲んでマッタリしちゃおうかなぁ~とも思いましたが、せっかくなので天狗岳を眺めに出発。
予定では根石岳まで行くつもりでしたが、ちょっと時間的に厳しいので箕冠山の先の開けた場所を目指すことに。
ここからはほぼ空身なので楽チン。
箕冠山の先から見えた天狗岳は昨年夏に登ったときの思い出 がよみがえりました。
がんばって来て良かった。
南向きの稜線は雪がすっかり飛ばされていました。
ゆっくりと眺めていたかったですがタイムアップなので、明日の登山道の様子見をかねて夏沢峠経由で戻ることに。
戻る途中から少しずつ雪が舞い始めました。
明日登る硫黄岳が雪に霞んできました。明日は晴れてくれよ~。
テント場に戻った頃から本降りになってきました。到着してからで良かった。
気温も急激に下がってきて日没前ですでに氷点下になりそうな勢い。
まぁ今日はもうやることも無いので、テントの中で夕食を作ってノンビリと。
ご飯を食べ終わって少しすると雪もやんでました。
少し汚れていた雪が真っ白に化粧直ししてキレイになってました。
短い時間でしたが10cmぐらい降ったのかな。
空を見上げると薄く青空も見えてきていて明日の天気は期待できそう。
夜のテント場は若い子達が寒い中外で楽しそうに食事をしていました。若さだな。
一方、僕たちは8時過ぎには寝袋に包まって寝る態勢に。
スリーシーズンシュラフ+トップキルトの組み合わせで寒さを感じることなく朝までグッスリと眠ることができました。
■今回の山行ルート■
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