ちょうど2年前2022年2月27日の

cargoさんのリブログ。

 

内容が多く全文コピーだとペーストできないので

最初の部分と見出しや動画のみこちらに載せます。

元ブログでご確認を。


 

ソ連崩壊以後のウクライナとEUやロシアとの関係、
ウクライナの問題点、
それからロシアでいう特別軍事作戦、
日本でいうウクライナ侵攻までの経緯についてです。

 

1つ1つの出来事をバラバラに知っていても

なかなかつながらない物を纏めてくれています。

 

 

既に2年前、軍事衝突開始の3日後に、

この内容でブログを書かれていることを

最近知って驚きました。

自分も流れを時々追っていたので、

cargoさんのブログに書かれている

流れは大体知っていましたし、

この内容の通りだと思います。
が当時の自分はと言えば、

2年前の今頃はショックで

寝込みそうなほどでしたから、

自分で資料を集めて書くなどの

考えには及びもしませんでした。

 

 

(最後のテレ東の動画の内容は、

前半のウクライナの描写でわずかに

不満な所もありますが、中立に近いと思います。)

 

 

 

 


最初に共有しなければいけない認識が、ロシアにしてみれば、対ナチスドイツとの戦いで約2000万人が死んだ第二次世界大戦の経験もあり、ウクライナのキエフ、クリミアの不凍港セヴァストポリが落とされれば、次はモスクワ、サンクトペテルブルグと侵攻され、ロシアが終わるという確信的な論理がある、ということだ。
(同様のことは、ナポレオンとの戦いやクリミア戦争でも経験している)

そのあたりの歴史的視点を提供してくれる動画があったので、知らなかった方はぜひ閲覧してほしい。よくまとまっている。

▼ 「ロシアの論理」で読み解くウクライナ危機

 


上記動画を観た方は、なんとなくロシアの歴史的事情がわかったと思うので話を進める。

【目次】
・ アメリカの二枚舌とNATOの東方拡大
・ アメリカCIAに演出された「オレンジ革命」
・ プーチンによるオリガルヒの駆逐
・ ネオナチの偽旗・狙撃事件が起こしたクーデター
・ 自作自演による虐殺事件「オデッサの悲劇」と、ネオナチ軍「アゾフ大隊」の誕生
・ ロシアのクリミア併合とドンバスの虐殺
・ アメリカとNATOのステルス侵略
・ アメリカの挑発とロシアのウクライナ侵攻

 

アメリカの二枚舌とNATOの東方拡大


1991年にソ連が崩壊し、ワルシャワ条約機構も解体されたが、そのとき米国側とは「NATO領域を拡大しない」という約束をした。
米側はこの約束に関して無視を決め込んでいるが、実際に密約はあったと考えられる。
下記画像は、ゴルバチョフ大統領とベイカー国務長官のやりとりを記したアメリカの公文書からのもの。

 

 



プーチンも2月21日の演説で上記ベイカー発言を引用している。

・・・・・・・
In 1990, when German unification was discussed, the United States promised the Soviet leadership that NATO jurisdiction or military presence will not expand one inch to the east and that the unification of Germany will not lead to the spread of NATO’s military organisation to the east. This is a quote.
1990年、ドイツ統一が議論されたとき、「米国はソ連指導部に、NATOの管轄や軍事プレゼンスは東側には1インチも拡大せず、ドイツ統一がNATOの軍事組織の東側への拡散につながらないことを約束した」。これは引用である。
https://www.voltairenet.org/article215783.html
・・・・・・・


ところが米国クリントン/ブッシュ政権は、ソ連崩壊後の国内の争乱や大不況に対応するロシアをしり目に東欧諸国を懐柔、次々とNATOに取り込んでいき、最後にはウクライナ・ベラルーシ・カザフが残ったという構図となった。

ソ連崩壊以降、1999年にはポーランド、チェコ、ハンガリーなどがNATOに加わり、その後にルーマニア、ブルガリア、2004年以降はバルト三国やスロベニア、スロバキア、アルバニア、クロアチアらも加わっていった。
http://www.nids.mod.go.jp/publication/kiyo/pdf/bulletin_j6-1_4.pdf

米国のミサイル防衛網(MD)はNATO加盟国に配備され、モスクワに向けられた。
ロシアの不信感が高まったのは想像に難くない。
 

 



そして2022年、ついに国防上の最重要国ウクライナがNATO入りすることが決定的となったのだ。
ロシアは「喉元に突き付けられたナイフ」(2/21 プーチン談)だと判断した。

 

アメリカCIAに演出された「オレンジ革命」
 
 

 

プーチンによるオリガルヒの駆逐
 

 

ネオナチの偽旗・狙撃事件が起こしたクーデター

 

 

 
 
自作自演による虐殺事件「オデッサの悲劇」と、ネオナチ軍「アゾフ大隊」の誕生
 
 
ロシアのクリミア併合とドンバスの虐殺

 

 
アメリカとNATOのステルス侵略

 

 
アメリカの挑発とロシアのウクライナ侵攻

 

 

 

 
▼テレ東:「親ロシア」か「親欧米」で揺れ続けるウクライナ ロシアがウクライナにこだわるワケ(2022年2月18日)