ファシリテータ―&教育コンサルタントのみきてぃです。
「不登校」という言葉がいやで
その概念を変えていけたらと日々思うのですが
「学校に登校していない」事実を考えると
学校に行かない
学校に行けない
行きたい
行きたくない
様々言葉のチョイスによって見える印象が変わると最近感じます
みなさん意図があって使っているのでしょうが
自分の主観で整理してみました。
①学校に行きたくないから行かない
②学校に行きたいけど行かない
③学校に行きたいけど行けない
言葉遊びのように見えますね(笑)
他にもあるかもしれません
①学校に行きたくないから行かない
「不登校」と言われている人の大半かと思います
学校での集団になじめなかったり
なにかつらいこと、我慢できなかったことなどがあったり
行きたくない理由が明確な場合もあれば
不明確なときも
調査で上がっている「無気力」にも背景があります
②行きたいけど行かない
あまりいないと思いますが
例えば、家族旅行などでほかの楽しいことやってみたいことへの参加などでしょうか
スポ少の大会とかさなった日などもそうかもしれませんね
不登校との場合はあまり当てはまらないかもしれません
かつて親に反抗して登校拒否をした時のわたし(笑)
学校に行きたくないわけでなく
学校で何かあったわけでもなく
親に怒られたことへの反抗。
もしかしたら
親に構ってっほしいお子さんの中には
こうした理由で「行かない」といっていることがあるかもしれませんよ
「行かない」
ということで親がどう反応するか
ま、私の場合はあっさり休ませてくれ、
夕方担任のところに母と行き
担任からそのことを指摘され終了でした(笑)
③行きたいけど行けない
この表現はとても微妙だと思います
〇風邪など実際の体調不良が原因→これは不登校ではなくただの欠席になります
〇いわゆるヤングケアラーの場合。
学校に行きたいけど家の中のことやらなきゃ
お母さんの手伝いいしなきゃ
〇学校に向かおうとするけど体が動かない
2番目のような場合は早急に福祉につなぐ必要があります。本人はヤングケアラーの自覚なくやっています。
もしかしたら行きたいけど行かないの②の心境の場合も多いのかもしれません
そして3番目の体が動かない。
その場合本当に「学校に行きたい」と思っているのでしょうか。
そう思うことで親や先生を安心させよう
または
学校にいくことは当たり前だからその当たり前を自分はやろうとしている
そんな暗示の元「本当は行きたいんだけど」という言葉になっていることはないでしょうか
学校に登校していない
スクールの中であれこれ理由を詮索することはありません。
ただ、ここにいる背景を様々仮定します
真実は一つ 「学校に登校していない」
その状況を受け止め一緒に前に進むことが今terraで行っていることです
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