【ミロとまほうの石】
作 マーカス・フィスター
訳 谷川俊太郎
発行所 株式会社 講談社
甲斐崎さんのリーディングワークショップのなかで出会った一冊。
「にじいろの魚」をはじめとする数冊は手にしたことがあるけれど
この本は初めてでした。
そして
同じ本に二つの結末。
もちろん、両方読むのだろうけど
きっとその時の気分で
片方だけを読むこともあるのだろう
二つの結末は大きく違い
途中で対話をして想像するも同じではもちろんなく
かんがえるポイントがたくさん含まれた一冊
「道徳で」
という可能性もある一冊だなと感じたけど
やはり純粋に読み聞かせて
感じたことで対話できたらなと感じる。
というのも
「にじいろのさかな」
を道徳の中で取り上げた授業をかつて拝見したことがあり
もやっとした感覚をもったことがある。
そのもやが何だったのかあまりにも前で忘れてしまったけど
無理やり道徳の価値をくっつけている感覚があった。
我が家の娘ーズ「にじいろのさかな」の時、このキラキラにひかれて何度も読んでいた。
パズル形式の絵本も購入した。
子供が本を手に取るときのきっかけって
様々だけど
それは大人も同じで
「これ!」
と思うポイントがあるのだろうな。
絵だったり
キャラクターだったり
ストーリーだったり
その感覚や感性を大事にした読み方を楽しんでほしい
おまけ
中古の本で3000円を超えていて、メル買った一冊。
