おはようございます

ファシリテーター&教育コンサルタントのみきてぃです

 

世の中的にはオンラインフリースクールの開校やオルタナティブスクールの新設など様々な動きが目に入ってきます。

その様子を見ながら考えることがあります。

 

それは

 

運営

 

運営をうまく回していくにはやはりビジネスになってくるわけで、公務員上がりの私が最も苦手とする分野。

きめられた予算を使うことはできるのですが、自分のセミナーや講演に対してもはっきりと金額を出すことに躊躇する自分がいました。今でこそ金額を提示することに戸惑いはなくなりましたが、長年の感覚はなかなか手ごわいときがあります。

 

しかし、それがスクールの運営となるとまた違った感覚があるのです。

 

「公教育」

 

首都圏のオルタナティブスクールをみると月謝が片手を越え、両手に近いものがたくさんあったりします。

山形県は授業料3万の私立の中学校が存続しなかった地域。

義務教育なのにお金を払う必要はない

こういった考えがあります。

 

そして

学校に行きたくないとなるお子さんは裕福層だけではありません。

貧困世帯

そこまではいかないけど

経済的に余裕はない

そういったご家庭もたくさんあります。

また、お子さんの不登校がきっかけでお仕事をやめるお母さんも多かったりするわけです。

 

 

スクールを運営していくには

場所代

人件費

光熱費

通信費

などなど必要経費があります。

 

それを利用している人数で割ることなんて到底無理な話で

どんな子にも機会があるように無償で提供することも無理な話なのです。

でも

「義務教育」は無償

が根底にあるので、どうしてもハードルが高くなることも事実なのです。

(そもそも受ける方が無償で、必要経費は税金で国民が負担しているのでただではないのですよね・・・)

 

以前教育長から無償でできないのかといわれたことがありますが、保護者が無償で利用できるようにするのは行政の役目で、こちらが無償になっては運営はできません。

 

宝くじ?

大企業のスポンサー?

 

(笑)

 

なんて非現実的なことではなく

 

沢山のフリースクールや居場所造りの先輩が行っているように

じみちに

賛同者を増やし

賛助会員などでいただけるかたを募るしかないのが現状。

でも

賛助会員はスポンサーが増えることは

 

現状への理解が人がること

それが

保護者が安心できること

そして学校をも変えるエネルギーになると感じるこの頃なのです

 

 

 

とはいっても

「寄付お願いします」

「賛助会員お願いします」

ということもこれまでなかなか言えずにいたのも事実(そこが公務員気質なんだろうなあ・・・)

と少々今回は話が右往左往していますが

 

運営のために

〇賛助会員をたくさん集める→団体としての社会的認知

〇寄付金

〇スクール利用者からの利用料

〇事業

 

この4つをうまく回し2年目を迎えたいとおもうわけです

 

 

昨日大雨で流されかけた紅花が花開きました。