山形県霞城学園高等学校。
山形駅西に隣接する霞城セントラルの中に校舎があります。県内唯一の単位制高校で1部、2部、3部、通信制の構成になっています。今年度は第1学年の総合的な探究の時間にて全12コマの授業を担当しました。Facebookにその都投稿したものをまとめて紹介します。
【明日への問い】
本日は終日県立霞城学園高等学校にて第一学年1部、2部、3部でホワイトボード・ミーティング®︎を用いたファシリテーションの授業を担当させていただきました。
最初のオリエンテーションの中で印象に残ったことは校歌「明日への問い」の歌詞です。
「誰も教えてくれない問を勇気を持って探しに行こう」
まさに今の時代。そして総合的な探究の学びにピッタリの歌詞ではないでしょうか。
はじめは隣の人と話すのもちょっと緊張気味の生徒も時間が経つにつれ笑顔が増えていきます。
今日を含め3回。合計12コマの授業
小さな探究のサイクルを回しながら、次回はアサーティブを中心に学びを深め、3回目はプチ発表会と進めていきます。
この4コマでぐっと力をつけたみなさんがここからチャレンジを重ねていくプロセスを応援していきたいと思います。そして今回は先生方も一緒に学びをすすめています。終了時、先生方の企画会議のボードには生徒たちがあつまって見ていました。
○色んな人と話せた
○もっと思い切り話していいんだ!
○自分の意見をきちんと伝えることは大事だと思った
○コミュニケーションのやり方がわかると安心して自身をもって話ができた
○これまで苦手だったけど、こんなに話せて嬉しかった
○質問の技カードを使うとスムーズに話を深めていくことができた。自分が聞きたいことでなく相手の話したいことを話してもらうことが大事だとわかった
霞城セントラル8階からの夕日。美しい
【高校生とアサーティブ×ホワイトボード・ミーティング®︎】
霞城学園高等学校の総合的な探究の時間。2日目(5コマ〜8コマ)はアサーティブを学ぶ。
自他尊重のコミュニケーションとして、自分のタイプを知り、それぞれのタイプの強みと課題を考える。アサーティブの視点をもって探究のテーマを振り返る時間。
どれがいいとか正しいとかでなく、それぞれの強みを生かすことは、お互いの個性を尊重すること。生徒たちの振り返りからもその学びが伝わってきました。
ホワイトボード・ミーティング®︎質問の技にもだんだんとなれてきました。スキルとして身につけていくとこはコミュニケーションへの自信にもつながります。
次回は、更に探究のサイクルをまわし、振り返りからプレゼンへのアウトプットにチャレンジします。
先生方も一緒に学び合う時間はまさに世代を超えて学び合う姿です。
【ライフスキルとしてファシリテーション】
霞城学園高等学校のファシリテーションの授業の最終日でした。
前半はホワイトボード・ミーティング®︎で振り返りの定例進捗会議と企画会議。その後、学校生活が楽しくなる3箇条のプレゼンにむけた活動を行いました。
ホワイトボードに可視化されたものを見ながら、グループでワイワイ資料を作る時間。エピソードがどんどんブラッシュアップされていきます。
3分間プレゼンのクオリティに鳥肌。生徒たちが持つ力が一気に集結し上昇気流に乗った感じです。
そしてteam teachersとしてプレゼンをする先生方。生徒と一緒に学校生活を楽しもうとする姿に生徒たちも笑顔があふれます。
一人ひとりの力を生かす。
これからの学校生活がより豊かになることを願っています。
生徒のみなさん。様々段取りを組んでくださった 菅原久子 さん 福井 恵美 さん。そして校長先生をはじめとする職員の皆様。素敵な時間をありがとうございました。
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